トライオートFXは、初心者でも選ぶだけで簡単に自動売買が利用でき、オリジナルの売買ロジックも作成できるのが強みです。
しかし、デメリットがないわけではありません。
この記事ではプロトレーダーが「トライオートFXの評判、他社と比較した強みと弱み」を徹底解説します。
口座開設で後悔しないために知っておくべき事実をご覧ください。
目次
トライオートFXとは?
インヴァスト証券の「トライオートFX」の基本は、IF-DONE注文注文を繰り返す「AP注文(オートパイロット注文)」で自動売買することです。
AP注文とは、いくらで買って、いくらで売るといった自動売買の注文設定のことです。
AP注文は「成績の良いランキングから選ぶ」か「自分で新しく設定を作成する」ことができます。
注文設定とセーフティ設定を組み合わせることで、自動売買だけでなく自動停止も可能です。
また、レンジ追尾でトレンドが買いでも売りでもレンジの中でコツコツ売買して利益を出すことができます。
レンジ追尾の過去実績では、ユーロ/米ドル1000通貨を取引して1年間で最大36%の収益率が達成可能としています。
このように複数の「AP注文」を組み合わせることで、高機能・カスタマイズ性の高さが特徴のリピート系注文方式です。
メリットとデメリット
トライオートFXのメリット
カスタマイズ性が高い!
「トライオートFX」は単純にストラテジー(または注文方式)を選択するだけの自動売買ではなく、自分の裁量を組み込んだ独自のAPを作成できます。
自動売買でありながらカスタマイズ性がとても高いため「半自動売買」とも呼ばれます。
レンジ追尾でコツコツ利益を狙う
APは、成績の良いものをランキングから選ぶか、自分で単体または複数のAPを組み合わせ作成することが可能です。
また、レンジ追尾が可能で、相場がどちらに動いても利益を狙えます。
しかし、初めはなかなか利益が上がらないこともあり、長期運用によって最終的な利益を狙うタイプのリピート系注文方式と言えます。
裁量取引も可能
「トライオートFX」は、マニュアル注文(裁量取引)も可能です。
以前は、マニュアル注文は最小取引単位が10,000通貨からでしたが、現在は自動売買同様1,000通貨から取引可能です。(南アランド/円は10,000通貨)
もちろん、マニュアル注文は自動売買手数料(マークアップ手数料)がなく、スプレッドも自動売買と同一です。
1回あたりの発注上限数量がマニュアル注文は1,000万通貨、自動売買は200万通貨と異なるぐらいで、「トライオートFX」は裁量取引も好条件です。
トライオートFXのデメリット
裁量取引での経験と知識が必要
「トライオートFX」は多機能でカスタマイズ性が高いため、どちらかと言うと、裁量取引の経験の長いトレーダー向きと言えます。
注文設定も他社と比べ専門知識が必要なので、FX初心者がいきなり始めるには厳しい面があります。
レンジ追尾にはリスクもある
レンジ追尾は、レンジ内で売り・買い両方のポジションを持つ両建ての状態になります。
そのためレンジ相場が続いた場合は大きな利益が期待できますが、レンジを抜けた場合は必ず売り・買いどちらかの含み損を抱えることになります。
取引コストがループイフダンより高い
トライオートFXでは取引手数料として、1万通貨以下の場合で片道2pipsがかかります。
取引手数料往復+スプレッドが取引コストとなるので、同じ自動売買サービスのループイフダンと比較した場合に少し割高となってしまいます。
取引コストはドル円の場合で、トライオートFXが4.3pips、ループイフダンが2.0pipsと2倍以上です。
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トライオートFXの口コミ
トライオートFXの良い評判
FXというと「ギャンブル」という意識が強いですが、このサービスは、一週間で2倍とかそこまでは狙えません。
ただそれでもリスクを取らないでも年数十%が狙えます。
FX特有の興奮はないですが、マイナス金利の今、新サービス、パーツ分割とかはなかなか。
あとは同業他社より、手数料が格安です。
あと相場予想が苦手な人のために高くなっても安くなっても利益が狙える「レンジ追尾」もいいです。
インヴァスト証券の自動売買は他社と比べて、画面のレイアウトやアイコンのセンスがよく、直感的に見やすくて利用しやすいです!操作マニュアルの情報も充実しており、じっくり読みながら安心してスタートできます。
動画での説明もあるので、初心者でも感覚を掴みやすいと思います。トライオートFX以外にもシストレ24など他の自動売買もあり、自分にあったものが選べるのもおススメのポイントです。
いままでは準大手の他社を利用していたが、スプレッドの低さや安定性が今一つだったので乗り換え。トライオートでは、スプレッドは低く設定されており、ほぼ安定している点が良い。スマホでの入出金もわかりやすく、口座管理もスッキリした表示がされており、良い。レスポンス面も全く問題なく、今後のメインの業者になると思う。
出典:Kakaku.com
レンジ追尾機能が凄いです。トラリピには無い機能です。手数料もトラリピより安いです。最初の半年は必ず赤字になる仕組みなので、皆そこで辞めてしまいますが半年目くらいから凄く利益が出ます。
トライオートFXの悪い評判
始めてまだ半月
公式サイトにも最初は必ずマイナスが出る仕組みなので焦らないでください
と書いているとおり今約3万円の赤字です。
それは公式サイトにも最初から書いてあったので焦っていません。
今は種を巻いてる最中でコストかかるけどあとで収穫でがっぽり稼げるかなと期待してます。
短期投資には向いていません。公式サイトの言うとおり長期的利益を目指してリスクの小ささ最優先。という人向きです。
FXはハイリスクというイメージありますがこれはローリスクです。株取引レベルより少し低いくらいかな。
自分でロジックの案を考え、過去の相場の値動きと照らし合わせて運用実績を確かめるというのは、私はあまり今までやった事がなかったので、これは前からやってる人にはいいですが私は難しかったです!
やはり、慣れるまで少し時間がかかるFX口座かもしれません。
出典:Kakaku.com
約定のレートがずれるとその次の注文レートもずれ込むので、手動で修正する必要があります。また早朝はスプレッドが広がりやすいので、その時間帯は思ったような取引結果になっていないこともあります。
取引手数料とスプレッドの両方がかかる
取引コストには、取引手数料と各通貨ペアのスプレッドの両方がかかります。
取引手数料
自動売買では1回の取引数量別に、自動売買手数料として「マークアップ手数料」というものがかかります。
手動取引のマニュアル注文であれば、自動売買手数料は無料です。(100万通貨まで)
取引数量 | 新規 | 決済 | 1,000通貨あたり |
---|---|---|---|
1万通貨未満 | 2.0pips | 2.0pips | 片道20円 |
1万〜10万通貨未満 | 1.0pips | 1.0pips | 片道10円 |
10万〜50万通貨未満 | 0.5pips | 0.5pips | 片道5円 |
50万通貨以上 | 無料 |
スプレッド
スプレッドは原則固定で一覧は以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド | 通貨ペア | スプレッド |
---|---|---|---|
USD/JPY | 0.3 | EUR/USD | 0.3 |
EUR/JPY | 0.5 | GBP/USD | 1.4 |
GBP/JPY | 1.0 | AUD/USD | 1.4 |
AUD/JPY | 0.6 | NZD/USD | 2.0 |
CAD/JPY | 1.9 | USD/CHF | 2.0 |
CHF/JPY | 2.0 | EUR/GBP | 1.9 |
NZD/JPY | 1.7 | EUR/AUD | 2.0 |
TRY/JPY | 5.5 | AUD/NZD | 5.8 |
ZAR/JPY | 1.8 |
スワップポイントは高水準
自動売買は、取引コストとスワップポイントが成績を大きく左右します。
トライオートFXのスワップポイントは全体的に高水準です。最新のスワップはスワップポイントカレンダーから確認できます。
必要資金、最低資金はどれくらい用意すればいい?
トライオートFXは、最低取引数量がマニュアル注文、自動売買ともに1,000通貨です。
しかし自動売買となると、複数のAP注文を同時に注文する必要があるため推奨証拠金はある程度高額となります。
自動売買始める方は十分な資金を用意してからの方が安心です。
スマホアプリでも自動売買ができる
トライオートFXの取引ツールは、PC版はWEBブラウザ型でWindows、Macに対応、モバイルも、iPhone、Androidともに対応しています。
スマホアプリは、多くのFX会社のスマートフォンアプリの中でも非常に見やすく、基本的な自動売買操作も一通り可能です。
PC版は、1画面で、証拠金状況、レート一覧、自動売買・マニュアル注文一覧、約定照会・建玉照会・注文照会・リアルタイムチャートが確認できます。
AP注文を作成する際は、一緒にチャートが表示されており、どの値幅にどのような仕掛けが設定されるかビジュアル化して操作できます。
こんな人はトライオートFXに向いてる
トライオートFXの特徴をおさらいします。
- いつでも自動売買できる
- 1,000通貨から取引できる
- スプレッドが業界最狭水準
トライオートFXの位置付けとしては、通常の裁量取引のFXとして見ても、常に上位にランキングされるだけのスペックを持っており、なおかつ自動売買もできるというメリットを持った商品です。
また、マニュアル注文で裁量取引も可能なので、お互いの足りない部分を補ったトレードをすることが可能な商品と言えます。
FX経験者で、自分の取引スタイルやノウハウを生かして自動売買したい人におすすめです。
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