「FXを始めたいけど、会社に電話されたら面倒だなあ。」と、口座開設をためらう人もいるかもしれません。
申込をする時に、必ずといっていいほど勤務している会社などの連絡先の記入を求められますからね。
しかし、安心してください。会社等に連絡が行き、ばれることは基本的にありません。
自分も含め、勤務先や学校にFX会社から連絡が入ったという話は聞いたことがありません。申し込みの際に不備などがあって稀に電話がかかってくることもあるようですが、それでもかかってくるのは自分の携帯電話や自宅の電話番号にです。
口座開設の審査で会社に連絡がいくことはありません。
ただし、FXの口座開設にはいくつかの注意点があるのでこれから説明していきます。
虚偽の勤務先を記入すると審査に落ちる可能性も
しかし、いくら勤め先に在籍確認が行かないと言っても、嘘の勤務先情報や電話番号を記載することは絶対ダメです。
申込で記入する内容は基本的に確認されることはありませんが、もしバレてしまった場合はそれだけで審査に落ちてしまいます。
嘘の勤務先を適当に書いて、年収なども適当に記載すると、それが一般的に公表されている年収額と整合性が合わなる可能性もありますよね。「何かおかしい」と思われると、それだけで審査に落ちたり、本人に電話の確認が行くことも考えられます。
勤務先情報は正直に書いて、不必要に不安要素を足さないようにしましょう。
無職や専業主婦は勤め先をどうすればいいのか?
FXは、勤務先がない無職や主婦でも口座開設ができるのです。無職や学生、主婦といった勤め先がない人は、職業の欄に「学生」や「専業主婦」といった欄があるのでそれを選択すれば問題ありません。
審査の際に見られるのは、年収と資産がどれくらいあるかです。特に投資の場合は、資産がいくらあるのかが重要です。
無職や主婦でも、不動産収入がある人や「資産が1000万円あります」と言う人なら、証券会社は喜んでうちで取引してくださいと言うでしょう。
また、前の職場を退職して退職金で資産運用をしたいと言う人も職業的には無職ですから、職業というのはそこまで重要な審査項目ではないのです。
しかし、資産も年収も無いという無職の場合は要注意です。間違いなく口座開設できないでしょう。
口座開設の詳しい審査基準については以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
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実際に口座開設しました FX口座開設の審査は、専業主婦や学生、無職(ニート)、フリーターでも問題なく通過できます! しかし中には、審査に落ちて新規口座開設できなかったと言…
パートやアルバイトの場合はどうすればいい?
パートやアルバイトの場合も職業と勤め先を正直に記入すれば大丈夫です。前述の通り、資産と年収がFX会社の審査基準以上であれば問題なく開設できます。
また勤務先に在籍確認が行くこともありません。
勤務先の情報が必要な理由
そもそもなぜ申し込み時に勤務先の情報を記入しないといけないのでしょうか。
それにはいくつか理由があります。
勤務先を記入するのはあくまで緊急連絡先として
口座開設の申し込みの際、勤務先の電話番号の記入が求められるのは、本人がその勤務先に勤めているのかどうかを確認するためではありません。
もしもの場合に備えて、念のために記入を求めている程度だと考えて良いです。
では、もしもの場合とはどういう時なのか。
FX会社に電話で確認してみたところ、資産が大きくマイナスになり追加でお金が必要になったと場合(追加証拠金やマージンコールと言います)に、自宅や携帯電話で本人と連絡が付かない場合に、勤務先にも電話してみることがあるそうです。
ただ、私はこれまでに何度もロスカットや追証の要求をされていますが、それくらいではそもそも電話での連絡が来たことは一度もありません。
会社まで連絡がいくということは滅多に無い緊急事態だと言えますし、それを心配するような事態はそうそう無いでしょう。
審査内容の参考情報として
勤務先情報を記入するもう一つの理由として、口座開設審査の参考情報にすることが挙げられます。
例えば、申し込み時に自己資産が基準ギリギリだったとしても、勤務先の会社がわかれば平均年収もわかりますし、これくらいの年収があるなら口座開設後も安心だなと審査を通す理由になりますよね。
また審査時に、外国PEPs(外国の政府等において重要な地位を占める者)であるかどうかのチェックもあります。勤務先情報からこういったインサイダー情報を持たないかどうかも審査していると思われます。
あくまで補足の参考情報として程度でしょうが、勤務先を書くのはそういった意味もあります。勤務先が審査の重要事項になることはありませんし、在籍を確認されることもないので安心してくださいね。
証券会社によって対応は異なることに注意
ここまで見てきて、勤務先の会社に電話連絡がいくことはまず無いことがおわかりいただけたと思います。
私も実際に二桁以上のFX口座を開設してきましたが、これまで電話確認が来たことはありません。
しかしながら、「電話で在籍確認をするかどうかは証券会社によって異なる」こともまた事実だと思います。昔からある老舗の証券会社は電話をかけて来たという口コミも見たことはあります(本当かはわかりません)。
そのような心配をしないためには、絶対に電話などをかけて来ないとわかっているFX会社を選ぶのが一番です。それは後ほどご紹介します。
勤務先への営業は法律で禁止されているのでありえない
在籍確認とは別に、勤務先情報を利用して訪問営業や勧誘電話が来ないか心配という人もいます。
それに関しては、法律で禁止されているので心配いりません。
FXは、金融商品取引法において不招請勧誘禁止の対象である店頭デリバティブ取引です。そのため、事前に客側から要請しない限り、FX業者は訪問、電話営業、電話勧誘などは行えません。もし、無許可で勧誘行為を行なった場合は、業務停止命令の対象となります。
100%電話確認が無いFX会社はここ!
「万が一でも絶対に電話して欲しく無い!」という人は、100%電話確認が無いと分かっているFX会社で申込むのがいいでしょう。
そのFX会社は「DMM FX」です。
DMM FXでは申込から最短1時間で取引が可能※です。すぐに取引を始められるので、在籍確認をしている暇なんて無いですよね。
※DMM FXの申込で『スマホでスピード本人確認』を利用した場合(休業日を除く)
実際に私もDMM FXの口座を持っていますが、当然電話確認はありませんでした。
また、DMM.com証券は国内口座数80万以上で非常に人気があり、使いやすいです。安心してFXを始めてみてくださいね。
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