CFD業者4社を比較!おすすめの証券会社ランキング

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この記事では、銘柄数と取引条件を基準に代表的な国内CFD業者として、

GMOクリック証券」「DMM.com証券」「IG証券」「サクソバンク証券

の4社を比較し、CFD初心者にはどの業者が最適なのか解説していきたいと思います。

(その他のCFD業者は、どこも銘柄数が少なく条件があまり良くないため除外)

CFDとは?

CFDと聞くと「なんだか難しそう」というイメージを持つ人も多いかと思いますが、さまざまなものを投資の対象にした店頭デリバティブ取引のことです。

CFDを介すことで、本来は個人ではなかなか取引が難しい世界中の株・指標・商品・債券などに投資できます。

これらの金融商品は大口取引しかできないものも多く、海外の証券会社などで口座開設もしなければならないため、個人ではかなりハードルの高い金融商品です。

しかし、国内のCFD業者を利用することでそのハードルは大きく下がり、投資の世界がさらに広がります。

CFDとは「Contract For Difference=差金決済取引」

デリバティブとは「Derivative=派生物」

店頭取引とは「業者との相対取引」

という意味なので、

  • 取引の差額の利益を受け取り、損失を支払うだけ
  • 元となる別の金融商品の価値に連動させた新しい金融商品
  • 実物の受け渡しはせず、業者のルールに従った相対取引

というものだとイメージしてください。

また、CFDや店頭デリバティブ取引というものは、実際にその現物資産を保有しなくても証拠金を担保に業者のルールに従って取引するため、いわば「バーチャル取引」といえます。

バーチャルなので、指標といった抽象的なものでさえ取引の対象にできるんですね。

CFDのメリット・デメリット

CFDのメリット・デメリットを簡単にあげると次の通りです。

CFDのメリット

  • 少ない資金で取引できる
  • さまざまなジャンルの投資ができる
  • 視野が広がる

CFDのデメリット

  • 銘柄が多く絞り込めない
  • レバレッジによってロスカットのリスクがある
  • 業者によっては取引コストに注意が必要
  • 海外マーケットの情報収集が難しい

CFDは、世界中のさまざまな金融商品に少ない資金で投資することができるため、投資先の幅や視野が広がるというメリットがあります。

一方、業者によって銘柄・取引ルールが異なり複雑です。また、銘柄も多いためロクに情報収集しないまま手を出してしまい「コストが利益を上回ってしまったり」「ロスカットによって大きな損失を出してしまったり」する恐れもあるため注意が必要です。

せんせえ
次のところでFXと比較してみると、より一層理解が深まります。

 

CFDとFXの違い

FXも「外国為替に連動したデリバティブ取引」なので、広い意味ではCFDの一部です。

しかし、多くの業者でFXとCFDは別の金融商品として扱われ、口座も区別されています。

CFD口座は一つの口座でいろいろな金融商品を取引できるのに対し、基本的にFX口座は一つの口座で取引できるものはFXだけです。

では、両者にはどのような違いあるのかもう少し詳しく見ていきましょう。

 

FX口座とCFD口座の比較表

一般的なFX口座とCFD口座の比較表をもとに、それぞれの口座の特徴を比較してみましょう。

赤字の項目は、業者によって特にルールが異なる部分なので、後ほど業者ごとに解説します。

FX口座とCFD口座の比較表
FX口座 CFD口座
株式
CFD
株価指数
CFD
商品
CFD
債権
CFD
主な原資産 外国為替 株式 株価指数
ETF・ETN
エネルギー
貴金属
債権
主な銘柄 米ドル
ユーロ
豪ドル
ウォルマート
Amazon
Apple
日本225
ユーロ50
米国30
原油
金・銀
日本国債先物
米国国債先
取引形態 店頭デリバティブ取引
レバレッジ 最大25倍 最大5倍 最大10倍 最大20倍 最大50倍
取引時間 平日24時間 業者・銘柄による
取引期限
(限月)
なし 業者・銘柄による
取引手法 ロング(買)・ショート(売)
取引単位 1通貨
1,000通貨
10,000通貨
など
◯倍、◯単位など業者・銘柄によって異なる
スプレッド CFDより狭い FXより広い
取引手数料 無料(一部の業者はあり)
価格調整額
(スワップ)
 あり 限月のない先物:あり
その他:なし
金利調整額
(スワップ)
限月のある先物:なし
その他:あり
権利調整額
(配当・分配金)
 なし 原資産が「株式・ETF・ETN」:あり
原資産が「その他」:なし
マージンコール あり
ロスカット
信託保全 あり
分別管理
税金 申告分離課税税率20.315%

FXとCFDの主な共通点は以下の5つです。それ以外は全て異なります。

  • デリバティブ取引であること
  • レバレッジをかけられる
  • ショートポジションも保有することができる
  • 顧客資産の分別管理・信託保全の実施
  • 税率は20.315%、納税方法は確定申告による申告分離課税

CFDは、業者との相対取引によって少額で取引ができ、相場が上がっても下がっても利益が狙えます。

また、法律で顧客資産の管理・保護が徹底されており、税金面でも優遇がされている金融商品なんですね。

つまり、扱う商品や規制が異なるだけで、基本的な仕組みはFXと同じです。

ただ、表を見るとCFD特有の言葉がいくつかあるので、最初はよく分からないかもしれません。

しかし、覚える言葉はそれほど多くはないので安心してください。

 

CFDの「取引画面」を見てみよう!

取引画面も次のような感じで、FXとほぼ一緒です。

GMOクリック証券 CFD ブラウザ取引画面

  1. プライスボードパネル
  2. 注文パネル
  3. チャートパネル(テクニカル・描画ツール)
  4. 注文履歴パネル
  5. インフォメーション(銘柄詳細情報)

⑤のインフォメーションを見ると、以下のような各銘柄の詳細情報を見ることができます。

GMOクリック証券 CFD ブラウザ取引画面

銘柄ごとに「必要証拠金・取引時間・取引単位・コンバージョンレート・金利・価格を左右する要因」などが全く異なるという点が非常に重要です。

業者が提供する情報だけでなく、自分で海外マーケットや経済指標など広範囲に渡って情報収集しなければいけません。

そのため、FX以上にそれぞれの銘柄の特徴や違いをしっかり理解して取引することが大切です。

 

CFDの「覚えておきたい用語」

はじネコ
FXと仕組みは同じって言っても、聞きなれないコトバが多いからやっぱり難しいです。
せんせえ
FXしか取引したことのない人にいきなりCFDの具体的な説明をしても混乱するよね。ただ、次の必要最低限の用語さえ押さえておけば、あとはFXとほぼ一緒だから理解が早いよ。
参照原資産 (さんしょうげんしさん)

CFDは、元となる金融商品の価格に連動させた業者独自の金融商品です。

そして、その元となる金融商品のことを原資産または参照原資産と言います。

せんせえ
例えば、同じ原油と連動した商品CFDでも業者によってレートなどは違うよ。
はじネコ
FXの場合は、為替相場が参照原資産ってことか。
呼値(よびね)

値動きの最少単位のことです。

はじネコ
これはわかります。FXで言うところのpipsですね。
現物(げんぶつ)

株式や債券などの有価証券や通貨などの現物資産を市場価格で売買する取引です。

手元にあるものしか売買できないため、レバレッジをかけたり空売りはできません。

はじネコ
CFDもレバレッジをかけられるけど、株式や債券の現物取引ができるのはなぜですか?
せんせえ
CFDやFXは、円で差金決済するから現物の受け渡しは発生しない。だから、レバレッジをかけて空売り・小口投資ができるんだ。
直物(じきもの)

世界中の銀行、証券、商社、ヘッジファンド等が参加する、インターバンク市場で行われるリアルタイム取引のことで、スポットとも呼ばれます。

例えば、FXであれば外国為替市場のこと、金スポットであればだいたいロコ・ロンドン・スポット市場のことです。

どちらも、ほぼ24時間相対取引が行われ、通常取引日から2営業日後に決済を行います。

先物(さきもの)

先物とは、

  • 将来の予め定められた期日に
  • 特定の商品(原資産)を
  • 現時点で取り決めた価格で

売買することを約束する取引で、直物とは反対に取引日から2営業日以降に決済を行います。

つまり、決めた日付の時点での価格が上がっていようが、下がっていようが、約束した金額での売買が成立するということになります。

もともとこの先物はレバレッジをかけられる取引なので、CFDにするメリットは無いように思われます。

しかし、例えば株価指数先物の場合は取引単位が100万円以上とかなり大口です。

そこで、先物取引をCFDにすることで個人でも数万円からの小口投資が可能となるのです。

せんせえ
「先物買い」という言葉があるくらいだから、先物取引では今後価格が有利に動くことを想定した取引だね。
ETF・ETN

ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)は、投資信託会社が特定の指標などに連動するように現物株式などを集め、投資信託として受益証を発行して売買できるようにしたものです。

裏付け資産はありますがETFの基準価額と指数がリンクしないトラッキングエラーというものが発生する可能性があります。

ETN(Exchange Traded Note:上場投資証券)は、金融機関が信用力を基に発行した社債券(証券)を受託有価証券として市場に上場して売買できるようにしたものです。

金融機関が指数に連動した価格での償還・買取を保証することにより連動を確保します。

しかし、金融機関の信用力がベースなので証券に対する裏付け資産はありません。

ETFやETNは、株価指数連動型やコモディティ価格連動型、リンク債型などさまざまなタイプのものがあり、リアルタイムで売買できます。

せんせえ
海外のETFやETNを取引しやすいようにアレンジしたものがCFDです。
価格調整額(かかくちょうせいがく)

本来「取引期限のある先物」を「取引期限のない先物」にバージョンアップするための調整額です。

日ごとに受払いが発生するものではありませんが、ある意味FXのスワップポイントのようなものだと考えてください。

通常、先物には満期があり、これを限月(げんげつ)と言います。

限月を迎えると保有しているポジションは強制的に決済されます。

引き続き取引したい場合は、現在の限月(期近:きぢか)を決済し、期限が先の限月(期先:きさき)で再度ポジションを建て直す必要があり、これをロールオーバーと言います。

しかし、この価格調整額を採用している業者は、自動的にこのロールオーバーが可能です。

期近と期先は価格が同一ではないので、価格調整額によりロールオーバーにより発生する評価損益の差額を自動調整します。

また、期近と期先、どちらの価格が大きいかによって受払いは変わります。

  • 期近<期先:買ポジションは支払い、売ポジションは受取り
  • 期近>期先:買ポジションは受取り、売ポジションは支払い
せんせえ
価格調整額を採用している業者は、参照原資産が先物であるにもかかわらず、CFDにすることで取引期間を実質無期限にすることができるんだね。
金利調整額(きんりちょうせいがく)

業者がカバー取引を行う際の金利負担に基づいて発生し、各国取引所の取引営業日をまたいでポジションを保有した場合に発生し、指標金利を用いて算出された金額が受け払いされます。

日ごとに発生するため、FXでいうところのスワップポイントといえます。

原資産が「取引期限のない先物以外」に発生する調整額です。

買いポジションを保有した際は「購入代金=借入金」という仕組みなので、日々金利を支払うことになります。

売りポジションを保有した際は「売却代金=貸付」という仕組みなので、日々金利が受け取れることになります。

ただし、インターバンクレートから業者の一定手数料が引かれるため、その結果がマイナスになると銘柄によっては売りポジションでも支払いが発生することもあります。

  • 買ポジションは支払い
  • 売ポジションは受取り
権利調整額(けんりちょうせいがく)

原資産が株式などの場合、CFDポジションにも配当・分配金相当額が受払いされます。

  • 買ポジションは受取り
  • 売ポジションは支払い

コーポレートアクションが行われた際に付与されます。

コンバージョンレート

外貨建てCFDの必要証拠金額の算出、日々のポジション評価、金利調整額、価格調整額、権利調整額および決済損益を確定する際に使用される外貨交換レートのことです。

数時間ごとに更新され自動的に円にコンバージョン(両替)されますが、手数料が含まれている場合がほとんどです。

せんせえ
例えば、OIL/USDなどが外貨建てCFD商品だね。

 

「銘柄」「取引時間」の違い

FXの主な取引銘柄と取引時間
銘柄 取引通貨 決済通貨 取引時間※
USD/JPY 米ドル
(通貨)
日本円
(通貨)
月曜7:00〜土曜7:00
EUR/JPY ユーロ
(通貨)
GBP/JPY 英ポンド
(通貨)
EUR/USD ユーロ
(通貨)
米ドル
(通貨)

※GMOクリック証券の場合

FXの取引銘柄は通貨ペアと呼ばれる2国間の通貨のことで、ほぼ平日24時間取引できます。

例えば、USD/JPYの場合は左のUSDが取引通貨、右のJPYが決済通貨となります。

CFDの主な取引銘柄と取引時間
銘柄 参照原資産 決済通貨 取引時間※
日本225 日経225先物
(株価指数)
日本円
(通貨)
月曜8:30〜土曜7:00
米国30 NYダウ先物
(株価指数)
米ドル
(通貨)
月曜8:30〜土曜6:15
シンガポール
株価指数ETF
iシェアーズ MSCI
シンガポール ETF
(株価指数)
月曜23:30〜土曜6:00
原油 WTI先物
(商品)
月曜8:00〜土曜7:00
金スポット
(商品)

※GMOクリック証券の場合

CFDは、取引ルールさえ決めればどんなものでもデリバティブ取引にできます。

もちろん法律で認められたものだけなので、なんでもかんでもという訳にはいきません。

FX同様、取扱銘柄は業者によってかなり違いますが、主要銘柄である「日本225」「米国30」「原油」「金」などはどの業者でもだいたい取扱いしています。

ただし、取引時間も銘柄・取引所・業者によってかなり異なるので注意が必要です。

特に「各国の株価指数ETF」を扱う業者は限られており、取引時間も大分異なります。

せんせえ
市場に対する投資家の心理状態を表す「恐怖指数(VIX指数)」と呼ばれるものにも投資できる業者もあって、なかなか面白いよ。

 

「レバレッジ」の違い

レバレッジはFX・CFDどちらも法律によって規制されています。

FXは、通貨ペアに限らず最大25倍です。

CFDは、株式CFDが最大5倍、株価指数CFDが最大10倍、商品CFDが最大20倍、債権が最大50倍です。

 

「取引単位」の違い

取引単位は「Lot」とも呼ばれ、注文できる最小単位のことです。

値動きの最小単位である「呼値」とは異なります。

CFDの取引単位は、指数の場合は◯倍や◯単位、商品の場合は金・銀なら◯トロイオンス、原油なら◯バレルといった単位が使われ、業者ごとに異なります。

例えば、日本225の場合は「取引単位10倍」、米国50の場合は「取引単位0.1倍」です。

FXしか取引したことのない人は最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、考え方はFXと同様に次のような感じです。

米国30の場合、1Lotの必要証拠金は?

  • 現在レート = 25,000ドル※
  • コンバージョンレート = 1ドル111円※
  • 取引単位 = 0.1倍
  • レバレッジ = 10倍
  • 実際の取引金額 = 現在レート × コンバージョンレート = 2,775,000円
  • 1Lotの取引金額 = 実際の取引金額 × 取引単位 = 277,500円
  • 1Lotの必要証拠金 = 1Lotの取引金額 ÷ レバレッジ = 27,750円

 

※レートはあくまで参考値です。

一方、FXの取引単位(または1Lot)も、1,000通貨、10,000通貨といった感じで業者ごと銘柄(通貨ペア)ごとに違います。

つまり、これをCFDのように倍率で表すと1,000倍、10,000倍ということです。

せんせえ
必要証拠金は取引ツールで自動計算されるから、計算方法は覚えなくても大丈夫です。

 

「スプレッド」の違い

スプレッドは売値と買値の価格差、つまり取引コストのことですが、基本的に業者との相対取引(店頭デリバティブ取引)には必ず発生するコストです。

FX・CFDどちらも「原則固定や変動制の違い」「スプレッドの広さの違い」など業者・銘柄によってかなりバラツキがあります。

GMOクリック証券 FXneo スプレッド

GMOクリック証券 CFD スプレッド

GMOクリック証券の場合、FXのスプレッドは米ドル/円は0.3pips(0.003円)、CFDの日本225のスプレッドは2pips(2円)、米国30は3pips(3ドル)原油は3pips(0.03ドル)、金スポットは4pips(0.4ドル)です。

(GMOクリック証券のスプレッドは変動制のため、時期によっては大きく金額が変わる場合があります。)

例えば、米ドル/円、米国30、日本225の1Lotあたりのスプレッドコストは次のように計算します。

FX:米ドル/円 1Lotあたりのスプレッドコスト

米ドル/円の1Lotの必要証拠金は約44,000円、ポジションにかかるスプレッドコストは約30円です。

(取引レート:1ドル110円、取引数量:10,000通貨、最大レバレッジ:25倍のケース)

CFD:米国30 1Lotあたりのスプレッドコスト

米国30の1Lotの必要証拠金は約27,500円、ポジションにかかるスプレッドコストは約30円です。

(取引レート:25,000ドル、取引数量:0.1倍、最大レバレッジ:10倍、コンバージョンレート:110円のケース)

CFD:日本225 1Lotあたりのスプレッドコスト

日本225の1Lotの必要証拠金は約22,000円、ポジションにかかるスプレッドコストは約2円です。

(取引レート:22,000円、取引数量:10倍、最大レバレッジ:10倍のケース)

必要証拠金を同じ金額で考えた場合、円建て商品は割安ですが、その他はFX同様に銘柄によってまちまちです。

原資産のインターバンクレートと業者の提示レートの価格差は分かりませんので、業者はその価格差を利用して利益を出しているものだと考えられます。

また、業者によっては株式CFDなどをリアルタイムのインターバンクレートで直接取引できるため、スプレッド自体が存在しないものもあります。

その代わり、業者は利益として別途取引手数料を徴収しているので注意が必要です。

 

「取引コスト」「スワップ」の違い

取引手数料は、FXもCFDも多くの業者が無料にしています。

CFDのスワップポイントに該当するものは、直接的には「金利調整額」や「ファンディングコスト」「キャリングコスト」などと呼ばれるものです。

または、限月のある先物の場合を自動的にロールオーバーさせる場合には、「価格調整額」が付与される業者もあります。

つまり、FXでいうところのスワップは、CFDでは「金利調整額」か「価格調整額」かのどちらかで受払いするということです。

また、原資産が「株式」などの場合、配当金や分配金を「権利調整額」というもので受払いできます。

ただし、業者の手数料を差し引いた結果、「売・買」どちらも支払いになる銘柄もあるので注意してください。

いずれにしても、ポジションの売買方向によって「支払い・受取り」が変わるため、取引コストにもなれば利益にもなるものです。

取引コストと利益の違い
取引コスト 利益
FX 取引手数料
スプレッド
スワップ(支払い)
売買差益
スワップ(受取り)
CFD 取引手数料
スプレッド
金利調整額(支払い)
権利調整額(支払い)
価格調整額(支払い)
売買差益
金利調整額(受取り)
権利調整額(受取り)
価格調整額(受取り)
はじネコ
CFDのスワップは種類が複数あるけど、「支払い・受取り」が発生するところはFXと同じですね。

 

FXとCFDのスワップポイントを実質年率に換算

はじネコ
ところで、どのくらいスワップってもらえるんですか?
せんせえ
比較的スワップが高い「米ドル・金・白金」で比較してみよう。

以下のシミュレーションは、GMOクリック証券で実際に付与された主要銘柄のスワップポイントを実質年率に換算してしたものです。

FX:米ドル/円のスワップ実質年率

  • ポジション:米ドル/円、買、1Lot(取引数量:10,000通貨)
  • 必要証拠金:44,000円(最大レバレッジ:25倍、1ドル110円とする)
  • スワップ:1,800円(2018年4月1日〜30日の合計)
  • 収益率:1,800円 / 44,000円 = 4.09%
  • 実質年率:4.09% / 30日 × 365日 = 約49.76%

CFD:金スポットのスワップ(金利調整額)実質年率

  • ポジション:金スポット、売、1Lot(取引数量:1倍)
  • 必要証拠金:7,000円(最大レバレッジ:20倍)
  • スワップ:132円(2018年4月1日〜30日の合計)
  • 収益率:132円 / 7,000円 = 約1.88%
  • 実質年率:1.88% / 30日 × 365日 = 約22.87%

CFD:白金スポットのスワップ(金利調整額)実質年率

  • ポジション:白金スポット、売、1Lot(取引数量:1倍)
  • 必要証拠金:5,000円(最大レバレッジ:20倍)
  • スワップ:148円(2018年4月1日〜30日の合計)
  • 収益率:148円 / 5,000円 = 約2.96%
  • 実質年率:2.96% / 30日 × 365日 = 約36.01%
せんせえ
銘柄にもよるけど、スワップに関してはFXの方が有利だね。

 

「リスク」の違い

基本的にFXとCFDのリスクの種類は同じですが、CFDは商品のジャンルが幅広い関係上、FX以上に海外のマーケット状況や世界情勢に気を配る必要があります。

価格変動リスク

CFDの原資産は、さまざまな要因を反映して価格変動するため、値動きのリスクについては十分注意が必要です。

各国の経済や政治の情勢、各種の規制、突発的な事件や天災地変、紛争、需給関係、株式市場や債券市場など他の金融市場の動向などが影響を及ぼすことがあり、時には非常に大きな値動きをする可能性もあります。

また、価格変動によって外貨建ての商品の両替コストが著しく不利な価格になったり、価格調整額が高額になることもあります。

金利変動リスク

各国の金利水準が変動することで、金利調整額の受取りが減少または支払いに転じてしまうこともあります。

レバレッジリスク

CFDは少ない資金で取引できる反面、証拠金維持率低下によるロスカットのリスクがあります。

ロスカットが発動すれば保有ポジションは反対売買され大きな損失が発生します。

流動性リスク

カバー先・マーケットの取引状況によっては、希望する価格で取引ができなかったり、約定拒否が発生し、取引の機会喪失の危険性があります。

CFD業者の信用・倒産リスク

CFD業者が倒産した場合は、資金は全額信託保全で返還されますが、保有ポジションの損益については保証の対象外であり、元本保証もされていません。

また、ETNの上場には発行体の財務状況や信用格付け等について、厳格な上場審査・廃止基準を設けられていますが、裏付け資産を持たない商品なので、原資産の発行体自体に信用リスクも存在します。

電子取引リスク

オンライン取引のリスクとして、パソコントラブル・通信回線の障害によって約定遅延・スリッページが発生する可能性があります。

また、業者のサーバー処理速度・システムトラブルなどの原因によって、異常レート配信、サーバダウン、約定遅延、約定拒否の可能性もあります。

「CFDまがい取引」に注意!

また、この他にも「CFDまがい取引」と呼ばれる一部の悪徳業者による詐欺も問題視されています。

CFDまがい取引とは、「CFD取引」だと勧誘して多額の証拠金を預託させ、実際にはカバー取引での運用は行わず、別の被害者の預託金を使い相対取引を行うだけのものです。

最初の数ヶ月は利益が振り込まれるため被害者は業者を信用します。そして、投資額を増やしたところで、損失が出たかのように見せかけ預託金を一切返還しません。

大手のCFD業者ではあり得ないことですが、聞いたことのない業者から勧誘を受けた場合には注意してください。

 

CFD業者4社を比較!おすすめ取引口座ランキング

それでは人気のCFD業者をランキング形式でご紹介し、各社をより詳しく評価していきます。どのCFD口座を選べばいいかわからない方は是非ご参考ください。※当サイトからの申込が多い順

1位:GMOクリック証券

初心者
向き
銘柄数 コスト 取引
ツール

GMOクリック証券の特徴とメリット・デメリット

株式CFD 株価指数CFD 商品CFD バラエティCFD
レバレッジ 最大5倍 最大10倍 最大20倍 最大5倍
銘柄数 82銘柄 31銘柄 7銘柄 18銘柄
取引期限
(限月)
なし
口座開設
維持手数料
無料
取引手数料
スプレッド 変動制
価格調整額
(スワップ)
指数先物、原油、天然ガス、コーン、大豆
金利調整額
(スワップ)
株式、ETF、ETN
金スポット、銀スポット、白金スポット
権利調整額
(配当・分配金)
株式、ETF、ETN
マージンコール 証拠金維持率100%以下
ロスカット 証拠金維持率50%以下
取引ツール ブラウザ型(Windows・Mac)
インストール型(Windows・Mac)
スマホアプリ iPhone・Android
デモ口座 あり

GMOクリック証券のメリット

  • 初心者でも取引しやすい銘柄を厳選している
  • 全ての銘柄に取引期限がない
  • 全ての銘柄の取引手数料無料
  • 取引ツールが分かりやすく高機能
  • 高機能チャートが無料で使える
  • スマホアプリがある
  • デモ口座がある

GMOクリック証券のデメリット

  • マーケットのリアルタイムチャート・プライスは利用できない
  • スプレッドが変動制

GMOクリック証券は取扱銘柄が厳選されており、特に株式CFDの種類が豊富です。

また、バラエティCFDには「米国VIブルETF」「米国VIベアETF」など、注目度の高いVIX指数の先物とレバレッジETF/ETNを参照原資産とするCFDも取扱しています。

全ての銘柄の取引期限がなく取引手数料も無料なので、初心者にも分かりやすい取引ルールであることが人気の理由です。

コストは「変動制のスプレッド」と「価格調整額(支払い)」「金利調整額(支払い)」「権利調整額(支払い)」のみです。

取引ツール・高機能チャートは初心者にも扱いやすく、ブラウザ型・インストール型どちらもWindows・Macに対応しており無料で利用できます。デモ取引もできます。

チャートは非常に多くのテクニカルと描画ツールを搭載しており、チャートから直接注文画面を開くことやアラート登録ができます。

トレードツールは、4社の中で最も使いやすいと思います。

はっちゅう君CFD(ダウンロード型)

高機能チャート「プラチナチャートCFD」はプライスボード・ニュース・経済カレンダーを表示可能で、こちらも多くのテクニカルと描画ツールを搭載しています。

しかし、プライス・チャートは全てGMOクリック証券の配信レートなので、原資産のマーケット価格を知ることはできません。

プラチナチャートCFD(ブラウザ型)

スマホアプリは、Android・iPhoneに対応しており、見やすさと操作性が抜群です。

iClickCFD(iPhoneアプリ)

 

2位:DMM.com証券

初心者
向き
銘柄数 コスト 取引
ツール

DMM.com証券の特徴とメリット・デメリット

株価指数CFD
【CFD index】
商品CFD
【CFD Commodity】
レバレッジ 最大10倍 最大20倍
銘柄数 4銘柄 3銘柄
取引期限
(限月)
なし
口座開設
維持手数料
無料
取引手数料
スプレッド 原則固定
価格調整額
(スワップ)
なし 原油のみ
 金利調整額
(スワップ)
原油以外
権利調整額
(配当・分配金)
なし
マージンコール 証拠金維持率100%以下
ロスカット 証拠金維持率50%以下
取引ツール ブラウザ型(Windows・Mac)
スマホアプリ なし
デモ口座

【】は業者独自の名称

DMM.com証券のメリット

  • 銘柄を7種類に絞り込んでおり取引ルールが単純
  • 全ての銘柄に取引期限がない
  • CFDの超初心者向き
  • スプレッドは原則固定・取引手数料無料

DMM.com証券のデメリット

  • 銘柄が全7種類と少ない
  • スワップは売りも買いもほとんどが支払い
  • 取引ツールが簡易的で機能が少ない
  • スマホアプリがない

DMM.com証券は、「日本225」「米国30」「金スポット」「原油」など、主要銘柄は一通り揃っており、取引ルールも単純なので超初心者向きの業者といえます。

全銘柄の取引期限はなく、手数料も無料です。

スワップは「原油のみ価格調整額で受払い」「その他は金利調整額で日々受払い」ですが、売りも買いもほとんどが支払いなのでかなり条件は悪く、スキャルピング・デイトレード以外は日々発生する取引コストとなるため長期トレードには向きません。

DMM CFD スワップポイントカレンダー

取引ツールは、経験者向けの「STANDARD」と初心者向けの「BASIC」の2種類があります。

「STANDARD」であっても、FXのダウンロード型ツールと比べるとかなり簡易的なブラウザ型ツールです。

スマホアプリはなく、「STANDARD」で動作確認をしているのみです。

CFDデビューには適した業者ですが、条件はGMOクリック証券のほうが断然良いでしょう。

DMM CFD STANDARD(ブラウザ型)

 

3位:IG証券

初心者
向き
銘柄数 コスト 取引
ツール

IG証券の特徴とメリット・デメリット

株式CFD 株価指数CFD 商品CFD 債券CFD
レバレッジ 最大5倍 最大10倍 最大20倍 最大50倍
銘柄数 日本株250銘柄以上
外国株8,000銘柄以上
40銘柄以上 70銘柄 10銘柄以上
取引期限
(限月)
なし 先物のみ
あり
あり
口座開設
維持手数料
無料
(6ヶ月以上取引が無い場合は月額540円)
取引手数料 【取引手数料】
最低108円
【借株コスト】
0.5%(売のみ)
無料
スプレッド 原則固定
価格調整額
(スワップ)
なし
 金利調整額
(スワップ)
【ファンディングコスト】
取引期限のあるものはスプレッドに含まれる
それ以外はあり
権利調整額
(配当・分配金)
【配当金調整額】
原資産が株式・株価指数・ETFはあり
マージンコール 証拠金維持率100%以下
ロスカット 【通常ロスカット】
証拠金維持率75%以下
【東京正午ロスカット】
毎営業日の正午時点の証拠金維持率100%以下
取引ツール ブラウザ型(Windows・Mac)
スマホアプリ iPhone・Android
デモ口座 あり

【】は業者独自の名称

IG証券のメリット

  • 銘柄数は10,000銘柄以上と国内一
  • スプレッドは原則固定
  • 株式CFDはスプレッドなし
  • カスタマイズ性に優れた取引ツール
  • スマホアプリがある

IG証券のデメリット

  • 手数料体系が複雑
  • 取引手数料が高い

株式CFDは日本株250銘柄以上・外国株8,000銘柄以上、株価指数CFDは 40銘柄以上 、商品CFDは70銘柄、債券CFDは10銘柄以上と、圧倒的銘柄数を誇ります。

株式CFDは、リアルタイム市場価格で取引するためスプレッドがありません。

ただし、チャート・プライスのライブデータは、日本株は無料で利用できますが外国株は有料です。

商品CFDは、取引期限(限月)の「あり・なし」が選べ、債券CFDの全ての銘柄は取引期限あり、それ以外には取引期限はありません。

取引期限のないものは、日ごとにファンディングコストが発生します。

取引期限のあるものは、ファンディングコストが広めのスプレッドに組み込まれています。

IG証券は手数料体系が少々複雑で、以下のように取引コストが結構割高になるので注意してください。

株式CFDの場合には「取引手数料が最低でも108円」、さらに「売りポジションには借株コストが0.5%」、取引期限がないため「ファンディングコスト」も発生します。

商品CFDの場合は、「取引期限のない商品CFDは、ファンディングコストはあるがスプレッドが狭い」または「取引期限がある商品CFD先物は、スプレッドは広いがファンディングコストなし」という2種類が選択できます。

ファンディングコストは、インターバンクレートにIG証券手数料2.5%(ミニCFDは3.0%)を減じたレートなので、金利情勢によっては売りポジションの場合でも支払いに転じてしまう場合があります。

取引ツールは、HTML5を使った高機能プラットフォームです。

チャートは高機能で、チャート上から豊富なテクニカル・描画ツールを呼び出せ最大4分割できます。

各ウィンドウは銘柄ごとにタブを作成して瞬時に切り替え可能で、レイアウトも自由自在です。

マルチモニターが利用できない人で、ウィンドウやチャートをたくさん開く人には適していると思います。

IG証券 取引ツール

スマホアプリもiPhone・Android対応です。

チャート上から直接注文が可能もでき、テクニカル分析向きのアプリです。

 

4位:サクソバンク証券

初心者
向き
銘柄数 コスト 取引
ツール

サクソバンク証券の特徴とメリット・デメリット

株式CFD 株価指数CFD 商品CFD 債券 その他 CFD
レバレッジ 最大5倍 最大10倍 最大20倍 最大5倍
銘柄数 6,000銘柄以上(アドバンスコース)
取引期限
(限月)
先物はあり
口座開設
維持手数料
無料
取引手数料 原資産が株式・ETFには以下の手数料あり
【取引手数料】
取引金額×0.2%(最低500円)
【借入金利】
銘柄による(売のみ)
スプレッド 変動制
価格調整額
(スワップ)
なし
金利調整額
(スワップ)
 【オーバーナイト金利】
限月のないもの(売も買も支払い)
【キャリングコスト】
限月のあるもの(売も買も支払い)
権利調整額
(配当・分配金)
【配当金調整額】
原資産が株式・株価指数・ETFはあり
マージンコール 証拠金維持率75%および90%以上
ロスカット 証拠金維持率100%以上
取引ツール ブラウザ型(Windows・Mac)
インストール型(Windowsのみ)
スマホアプリ なし(ブラウザで利用可能)
デモ口座 あり

【】は業者独自の名称

サクソバンク証券のメリット

  • 銘柄数が6,000銘柄と多い
  • 株式CFDはスプレッドなし

サクソバンク証券のデメリット

  • スプレッドは変動制
  • 株式・ETFは取引手数料・借入金利があり手数料は割高
  • スワップは売も買もほとんど支払い

サクソバンク証券は、IG証券には及びませんが銘柄数が6,000銘柄と豊富に取り揃えているところが魅力です。

また、株式CFDはリアルタイム市場価格で取引するためスプレッドがありません。

しかし、その分だけ取引手数料が最低500円かかり、売ポジションは「借入金利」も徴収されます。

スワップは、限月のないものは「オーバーナイト金利」という名称、限月のあるものは「キャリングコスト」という名称ですが、売も買も支払いのみなので取引コストにしかなりません。

株式・株価指数・ETFの「配当金調整額」はポジションによって「受取り・支払い」が変わります。

取引ツールは、「SaxoTraderGO」は、プライスボードパネル、チャートパネル、ポジション管理パネルの3つの構成になっておりレイアウトは変更できません。

しかし、テーマ・配色の変更などカスタマイズ性に優れ、テクニカル・描画ツールも豊富です。

マルチデバイス対応なのでスマホでも利用できます。

SaxoTraderGO

また、Windowsのみインストール型の高機能ツール「SaxoTrader」は、「SaxoTraderGO」の強力版です。

タブスタイルでウィンドウを管理でき、レイアウト・表示など全てカスタマイズ可能です。

こちらはスマホでは利用できません。

ちなみに、サクソバンク証券のマージンコール・ロスカットの考え方は他の業者とは逆で、証拠金維持率が一定の値を上回るとマージンコール・ロスカットが執行されるルールです。

 

総合評価まとめ

証券会社 初心者
向き
銘柄数 コスト 取引
ツール

CFD初心者に最もオススメの業者はGMOクリック証券です。

IG証券サクソバンク証券はかなり上級者向きなので、経験を積んだ後、ステップアップのための乗り換え先の業者としては最適でしょう。

銘柄数については、IG証券が1万銘柄以上、サクソバンク証券が6000銘柄以上と圧倒的です。

コスト(手数料・スプレッド・スワップ支払い)については、GMOクリック証券は取引手数料無料ですがスプレッドは変動制、DMM.com証券は取引手数料無料・スプレッドは原則固定ですがスワップはほとんどが支払いです。

IG証券・サクソバンク証券は、株式CFDに取引手数料が別途発生することと、その他外付け手数料がいくつかあります。スプレッドは、IG証券が原則固定、サクソバンク証券が変動制ではありますが、この取引手数料や外付け手数料を含め総合的に考えると非常に僅差です。

取引ツールについては、IG証券・サクソバンクが非常に高機能で動作も快適なツールが利用できて、ほぼプロ向けといえます。GMOクリック証券は、機能性と操作性を両立した最もオススメの取引ツールです。

DMM.com証券は、シンプルで必要最低限の機能しかないため上級者には物足りないと思います。

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マネフルFX編集部

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