ドル円スプレッド比較

更新日:

この記事では、FXのドル円について、スプレッド比較や最安値・最高値、直近10年の出来事や特徴など徹底解説します。

ドル円スプレッド比較!最安はここ

人気FX会社のスプレッドを一覧で比較しました。一度の注文数量によってスプレッドが変わる業者もあるためそれも合わせて記載しています。

ドル円スプレッド(原則固定)
FX会社 最小取引単位 1万通貨まで 10万通貨まで 100万通貨まで
DMM FX 10000 0.3
GMOクリック証券 10000 0.3
SBI FXトレード 1 0.27 0.29 0.38
マネックスFX 1000 0.2 0.5
YJFX! 1000 0.3
JFX 1000 0.3
ヒロセ通商 1000 0.3
外為オンライン 1000 1.0
マネーパートナーズ 100 0.3
FXプライムbyGMO 1000 0.6
外為どっとコム 1000 0.3
外為ジャパン 1000 0.3
FXTF 1000 0.3
楽天FX 1000 0.3
アイネット証券 1000 0.7

総合的にはDMM FXとGMOクリック証券の2強

スプレッドの狭さでは、「DMM FX」と「GMOクリック証券」の2社がドル円だけでなく全通貨ペアにおいて高水準です。

また、スプレッドの安定性や約定力、取引ツールの使いやすさなど総合力の高さでも他社より優れています。

ただし、どちらも1000通貨単位の取引には対応しておらず、5万円などの少額からFXを始めたい人には向いていません。

資金が30万円など、ある程度まとまった元手でスタートする人なら間違いなくこの2社を選ぶのが正解です。

1000通貨単位の取引ならSBI FXトレードとマネックスFXの2強

1万通貨単位以下の取引なら、「SBI FXトレード」と「マネックスFX」のドル円スプレッドが0.2銭台で他社より一歩抜きん出た狭さです。

ただし、SBI FXトレードは10万通貨以上の注文になると0.38銭、マネックスFXは1.1万通貨以上の注文になると0.5銭まで広くなります。

そのため、一度にまとまった数量の注文をする人なら「DMM FX」や「GMOクリック証券」の方がコストが安くなります。

あくまで1万通貨までの取引と割り切るのであれば、「SBI FXトレード」と「マネックスFX」のどちらかを選べば間違いありません。

 

ドル円10年間の為替レート推移

ここ10年位のドル円相場の歴史を振り返ります。これまで円高円安を繰り返してきたドル円ですが、大暴落が起こった出来事に注目します。そこで何が起こったかをチェックし、今後のトレードのヒントに役立て下さい。

2007年8月、アメリカでサブプライムローン問題

サブプライムローンは所得者の低い人に対して、無審査で高い利息で融資をしたローンです。

このローンを組んだ人はやがて返済不能に陥り、金融機関に物件を差し押さえられ、どうにもならなくなった人が一気に増加したのです。

これをきっかけに住宅価格は下落し、不動産業界に激震が走り、アメリカでは社会問題となりました。これを契機に円高ドル安の状態が始まりました。

2008年9月、アメリカのリーマンブラザーズの破綻

先のサブプライムローン問題が原因となり、2008年9月アメリカの投資銀行リーマンブラザーズが破綻しました。この破綻により、株価も大暴落し、世界中に大きな影響を与えました。

投資家たちは安全通貨として円買いに集中し、ドル円は、1ドル106円から90円へと円高が進みました。

2011年3月、東日本大震災

東北を中心に発生した東日本大震災では、地震発生直後は1ドル83円まで円が売られましたが、その後ヘッジファンドに円が大量に買われ76円まで円高が進みました。

その後の3月18日、10年ぶりにG7による協調介入が行われ、ドル円は81円台半まで回復。このG7による介入で円高に歯止めをかけることになりました。

2013年、アベノミクス始動

民主党政権から政権奪回した自民党は、安倍首相のもとでアベノミクスという経済政策を打ち出しました。中身は、「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という3つを柱とするものです。

これにより日本銀行は大胆な金融緩和を始めた結果、円安が進行。ドル円チャートも一気に上昇トレンドへ転換していきました。

2015年8月、チャイナショック

中国発の世界同時株安。中国政府は中国経済の成長が好調と見せかけ、中国株への投資を煽り、株価を上昇させました。

しかし、実際は経済の停滞を隠しており、GDPの数値が良くないという噂が噴出して一気に株安になりました。

対処しようとした中国政府が米国債を売りはじめましたが、これをきっかけに中国は外貨が無いことが知られてしまい、外国人投資家の売りも加わり、中国株が大暴落。

続けて、中国が米国債を売ったことがきっかけでアメリカの株価が暴落。もちろん日経平均も下落。ドル円は119円から116円まで一気に下落しました。

2016年10月トランプ大統領誕生

通称、トランプショック。クリントン氏優勢という報道の中で、まさかのトランプ氏優勢報道で、ドルは売られました。

しかし、その後一転してドル買いの基調に変化し、そこからドルの上昇トレンドが始まったのは、記憶に新しいところです。トランプ大統領誕生で、ドル大暴落というアナリストの大方の予想は見事に外れました。

 

ドル円の最高値と最安値

最高値

ここ10年間のドル円最高値は、アベノミクス相場でつけた125円台が一番高いです。

それ以降は、10円ほど低いところで推移しています。今後は125円の壁を突破するのかが注目となります。

最安値

2011年3月11日東日本大震災が発すると、ドル円は76.46円を記録。

そしてギリシャ危機も加わり、同年10月史上最安値75.54円を記録。

この年は、2度もドル円最安値を更新することになりました。

 

アメリカ政策金利の推移

アメリカの政策金利を決めているのは米国連邦準備委員会(FRB)です。年8回発表。

アメリカ政策金利(単位:%)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2011年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2012年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2013年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2014年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2015年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.5
2016年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.75
2017年 0.75 0.75 1 1 1 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25

アメリカはリーマンショック以来、景気対策のため長らく低金利が続いています。日本も同じでバブル崩壊後ずっと低金利が続いているので、日米間の金利差はほぼ同じとなっていました。

FRBは2017年になって2度利上げに踏み切っています。今年最後の12月、さらに利上げする可能性をも示唆しています。市場もすでに年内利上げが織り込み済みで、ドル円は円安に進んでいます。

また、FRBイエレン議長は退任が決まっています。トランプ大統領は後任にパウエル氏を指名しています。これまで金利引き上げに慎重な姿勢を見せてきたイエレン議長ですが、最後の仕事として金利を上げるだろうという憶測が広まっています。

 

FXをする上で知っておくべき特徴

2017円のドル円の変動幅は、高値118.52円(1月3日)、安値107.33円(9月8日)なので、変動値幅は6.47円です。

1ヵ月の変動幅は、過去5年では平均5円、1日の変動幅は平均0.8円です。

また、ボラティティが一番高くなる時間帯は、日本時間午前9時台、午後9時から午前1時頃が高くなっています。

東京市場オープン時と、ニューヨーク市場オープンの前半でよく動きます。その中で最もよく動く時間帯は、日本時間午後11時から午前0時の一時間です。

これはロンドンがクローズする時間帯で、ドル円に限らず全通貨活発に動きます。

 

トレードする上で要注目の経済指標

ドル円トレードで最も重要な経済指標は、FOMC(連邦公開市場委員会)発表の政策金利発表や議事録公表と、雇用統計です。

FOMCによる政策金利発表は年8回6週ごとに行われます。政策金利発表は、夏時間は日本時間の朝3時15分、冬時間は4時15分です。また、FOMC議事録公表は政策金利決定日の3週間後に発表されます。

雇用関係の指標は、国の景気が反映されるためとても重要視されています。雇用者数、失業率はもちろんですが、失業保険申請件数もまた重要です。雇用統計は、毎月第1金曜日(夏時間は日本時間午後9時半、冬時間は日本時間午後10時半)に発表されます。

 

他商品との相関関係

日経平均との相関

日経平均が上昇すると円が売られるので、ドル円は円安ドル高となります。逆に、日経平均が下落すると、円が買われるので、ドル円は円高ドル安となります。こうしたことが起こる原因は、日本株を買っている外国人投資家の割合が非常に大きいからです。

株価が上昇するとき、外国人投資家は円を売って株を買います。株価が下降する際には日本株を売って円にするわけです。

金との相関

金とドルの相関は非常に強いです。ドルが安いと金が買われます。ドルが高いと金は売られます。つまり、基本的にドルが安くなると金が買われ、ドルが高くなると売られる傾向があります。つまり金とドルは逆相関となります。

ドルは世界の基軸通貨となっています。このドルが売られると代替のものを買わなければならなくなります。その代替品として金が選ばれているので、ドルと逆相関となるわけです。

米国債との相関

米国債と、ドル円の相関性も非常に強いです。国債は国が発行する債券で金利がつきます。債券とは、景気がいいときには国債を買う人が減ります。その結果債券価格は下がり、金利は上がります。しかし、不景気の場合は国債を買う人が増えるので、金利は下がるという仕組みです。こうして国債の価格と金利は、需要と供給によって決まります。

それでは、米国債とドル円の関係を考えると、米国債の利回りが上昇するとドル買いになるので、ドル円は円安ドル高となります。逆に、米国債の利回りが下がればドルが売られ、安全通貨とされる日本円が買われるので、ドル円は円高ドル安になります。

つまり、米国債の金利とドル円は相関関係にあります。いつもそうなるということではありませんが、基本的には相関する動きとなります。

マネフルFX編集部

「FXを始めたいけど失敗したくない!」という初心者の人に、FXってなに?どう勉強すればいいの?おすすめのFX会社は?などを一から順番に丁寧に解説します。

Pocket

記事下

2017年版!最強FX口座ランキング

-FXの始め方

Copyright© FX初心者が失敗しない始め方!少額から始める入門講座|マネフル , 2017 AllRights Reserved.