FXはギャンブルか?投資とギャンブルの違い

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FXをしたことがある方、これから始めたいと思っている方、FXは為替相場のレートによって利益を得られるものであることはご存知かと思います。

資産運用の手段としてFXを利用している人が多い中で、世間では、FXは怖いものだというイメージが植え付けられており、ギャンブルと同じだと言われているのが現状です。

では、FXは本当にギャンブルなのでしょうか?

FXはギャンブル?

そもそも何故FXがギャンブルだと言われるようになったのでしょうか?

世間では「FXをやっている人の8割は負けている」、「為替市場はいくらプロのトレーダーであっても予想することは難しい」とよく言われています。

確実に勝つ明確な方法がないため、「ただ上に行くか下に行くか予想して当たればラッキー」というような感覚でトレードをしている人がFX参加者はほとんどであるのが現状で、そういった感情的なトレードをしている大半の人たちが大損をしてしまうためギャンブルだと言われてしまうのです。

しかし、現実にはFXはギャンブルとは違います。

FXとギャンブルの違い

ギャンブルというとパチンコや競馬が連想されますが、比べてみるとどうでしょうか?

パチンコは店が出る台、出ない台を決める

パチンコは、パチンコ店側が毎回全てのお客さんに大当たりを出していてはお店がやっていけません。

その日の売り上げから電気代や人件費、店舗設立台などの様々な経費を回収しなくてはならないので、勝てる人と負ける人の割合が最初から決められています。

勝てるかどうかは狙った台にうまく座れるかということや、自分より前の人がどの位その台でプレイしたかなどの、いわゆる運頼みになるで、全てのお客さんが公平だという訳ではありませんね。

競馬は与えられた情報から精度の高い予測は難しい

それでは、競馬はどうでしょうか?

競馬の馬券は100円から買うことができますが、実は100円で馬券を買った瞬間、その価値は75円まで下がります。的中馬券の払い戻しから直接引かれるわけじゃないので実感が湧きづらいのですが、オッズの段階で控除率ぶんの配当は目減りしているのです。これがテラ銭と呼ばれるものです。

パチンコ店と同じで、例え1レースの中で予想が的中したお客さんが多かった場合でも、控除率分で少しでも回収をしなければ運営をやっていくことができませんね。

しかも、買った馬券が的中しなければ1円も戻って来ません。競馬はいくらうまく分析していても、馬やジョッキーのコンディションによって結果が大きく変わることもあります。参加したすべてのレースで勝つ確率なんてほとんどないのです。

FX会社は胴元ではない

このように、賭博後は必ず主催者側が勝つ仕組みとなっています。勝つ人は多少なりともいますが、ほとんどの参加者が負けるようになっているのがギャンブルです。

ではFXはどうでしょうか?

FX会社は、顧客の代わりに市場に注文を出すのが仕事です。トレーダーが取引をする際のスワップやスプレッドで儲けをだしています。トレーダーがどれだけ利益を出してもFX会社が潰れるわけではないので、FX会社が胴元ではないことがわかるでしょう。

スプレッドとは為替差益とも言われており、為替は1ドル=100円なら、売り手は99円98銭で売って、買い手は100円02銭で買うなど、売値と買値の数銭の差のことです。この差額がFX会社にとっての収益源となります。つまり、もともと手数料込みのレートで取引されているとお考えいただければわかりやすいかもしれません。それと、スワップとは、例えばドル円のスワップポイントが75円のとき、本当は、77円とか78円とかもっと高いスワップポイントが為替市場から得られます。もし、本来78円で、顧客が75円をもらえるとしたら、その差額の3円がFX会社の収益となります。

このようにもともと決まった手数料や為替市場との差額からFX会社は収益を得ています。全ての人から同じだけの手数料をもらっているので、FX会社が勝つ人と負ける人の割合を決めている訳ではないのです。全ての人が公平に取引できるのでギャンブルとは違っていますね。

FXをギャンブルとしないためには、様々な分析で市場から優位性を見つけ、そこに投資し続ける必要があります。

優位性のあるトレードをするためには

優位性のあるトレードをするために、まず為替レートがどのような仕組みで動いているのかを分析してみましょう。

為替レートは、インターバンク市場という銀行同士が取引する為替市場での為替レートを基準価格としています。このインターバンク市場では、銀行やディーラーなどが為替の取引を行い、株と同じように需要と供給により通貨同士の為替レートが決まるのです。

為替レートはそれぞれの国の経済力(通貨の強さ)を示すといわれています。円高になるということは少ない円で外国通貨と交換ができるということになります。つまり円の力が強くなるのです。こうした為替レートの水準は様々な要因がからみますが、金利差、経済力の強さ・成長性、政治的安定さ、実需などが大きな要因といわれています。

例えば、国家を揺るがすほどの大きなテロや災害が起こったり、国の政治の先行きが不透明になったりするといったことです。例を挙げると近年では、東日本大震災が起こった際には安全資産に逃避する動きによって円の価値が上がって円高傾向になったり、トランプ大統領が就任してからは大統領の発言によってドル円の相場が大きく変わる、いわゆるトランプ相場と呼ばれる動きが起こったりしています。

このような政治や国の出来事によって、銀行やディーラーがどの国の通貨を買ったり売ったりするかを決め、その取引によって為替レートは変わります。

ニュースのチェックを欠かさず行ない、投資家たちの気持ちを先読みすることでレートの動きを予測していくことが可能なのです。

ニュースをチェックしたうえで、移動平均線やチャートの様々なラインをきちんと分析したうえで、トレードすることを心掛けることで、より損をしないためのトレードができるようになるのです。ニュースだけではなく、FXのチャートの見方などのテクニカル分析もしっかりと勉強することが大切です。

ただ、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析をしっかりしていても、最終的には自分のメンタルをコントロールする力が一番重要になります。メンタルが弱いと、損切ラインを守れずにずるずると負けを引っ張ってしまったり、ある程度勝っているのに欲を出してしまって結局決済するタイミングを失ってしまい、勝ちを逃してしまったりしてしまいます。

メンタルの弱い人には、システムトレードという自動売買ができるFX会社もあります。トレーダーをサポートするためのシステムが備わっているところも、FXとギャンブルの違いです。

資産運用としてのFX

説明してきたように、FXはギャンブルとは違い、チャートの分析とニュースや経済のチェックをしっかりと行うことで勝つための分析や、負けないようにするためのトレードをすることが可能です。

ただ、きちんと勉強をしたからといってすぐに大儲けができるという訳ではありません。一攫千金を狙ってFXをしようと思うと、それこそギャンブルと同じようになってしまいます。焦ったトレードはかえって大きな損を招いてしまう可能性が高くなります。

無理のない資金で長期的にトレードを繰り返すことで、資産を少しずつ増やしていけるようにゆったりとした気持ちでFXに取り組んでいきましょう。

マネフルFX編集部 斉藤
専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。
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