南アフリカランド円スワップポイント比較!金利の高いおすすめFX会社は?

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高金利通貨として人気急上昇の通貨ペアに、南アフリカランド円があります。

南アフリカランドは政策金利が6%を超え、今や豪ドルやニュージーランド等のオセアニア通貨をこえて、人気がある高金利通貨ペアです。

日本からかなり遠く離れている国ではありますが、2010年サッカーワールドカップが行われたことで親近感がわくのではないでしょうか。

今、スワップポイントの高さから、日本で非常に注目されている、この南アフリカランド円のスワップポイントについて、徹底調査してみます!

南アフリカランド円の特徴

南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置する国で、金やダイヤモンドなど鉱山資源を算出する資源国です。中でも、金の産出量は世界第一位です。

こうした資源力が、南アフリカ経済を支える底力となっているのです。

資源国の為替レートは、当然のことながら資源価格に影響を受けるという側面を持っています。

資源価格が上がれば為替レートも上がり、資源価格が下がれば為替レートが下がるということです。

また南アフリカは主要新興国BRICSにも加入しており、経済発展に力を入れています

しかし、失業率は20%と高く、経済状況はあまり良いとは言えません

政策金利は、ここ数年大きく変わっていません。今年7月に7.00から6.75に引き下げられたところです。

南アフリカ政策金利の推移

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 6.75 6.75 6.75
2016年 6.75 6.75 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00
2015年 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 6.00 6.00 6.00 6.00 6.25 6.25
2014年 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75
2013年 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00
2012年 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00 5.00
2011年 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
2010年 7.00 7.00 6.50 6.50 6.50 6.50 6.50 6.50 6.00 6.00 5.50 5.50

スワップポイントがいくら貰えるかシミュレーション

南アフリカランド円で毎日得られるスワップポイントはいくらになるか見ていきます。

まず最も高いスワップポイントで南アフリカランド円のスワップを計算した場合のシミュレーション予測をしてみます。

レバレッジ1倍で、1日のスワップポイント174円、取引通貨量を10万通貨とした場合、一カ月後に5,220円、一年後に61,200円のスワップポイントが付与されます。

また、年間利回りは南アフリカランド円を8円、スワップポイントを174円で計算した場合、約7.9%になります。

レバレッジをかければ、当然のことながら、利回りはさらに上がります。

スワップポイント金利1日あたり174円、10万通貨運用した場合
運用日数 スワップ金利
1日 174円
1ヵ月 5,220円
1年 63,510円
3年 190,530円
5年 317,550円
10年 635,100円

南アフリカランド円のスワップ、一番高いFX業者はどこ?

FX会社ごとにスプレッドとスワップポイント、最小取引通貨が異なります。

まずスワップポイントについてですが、各社とも高いスワップポイントを提供してくれています。

一見するとあまり大きな違いには見えませんが、通貨量が増えて、長期運用した時に大きく変わってくることがあります。

FX会社 スワップポイント
(10万通貨あたり)
スプレッド
(原則固定)
最小取引通貨
くりっく365 174円 0.8銭※ 10万通貨
GMOクリック証券 160円 1.3銭 10万通貨
DMM FX 140円 1.3銭 1万通貨
ヒロセ通商 150円 1.0銭 1000通貨
SBI FXトレード 160円 0.99銭 1通貨

(2017年9月23日現在)

※くりっく365のスプレッドは変動制

スワップポイントランキング

1位:174円 くりっく365

2位:160円 GMOクリック証券

2位:160円 SBI FXトレード

3位:150円 ヒロセ通商

4位:140円 DMM FX

スプレッドランキング

1位:0.8銭 くりっく365

2位:0.99銭 SBI FXトレード

3位:1.0銭 ヒロセ通商

4位:1.3銭 DMM FX

4位:1.3銭 GMOクリック証券

※くりっく365はスプレッド変動制、それ以外の業者は原則固定。

もらえるスワップポイントが日によって違うことに注意!

スワップポイントの計算方法は会社によって異なります。

日によってスワップポイントが変わる会社もあれば、ずっと固定で同じ金額がもらえる会社もあるため、単純に30日分をかけただけでは累計の金額がわかりません。

例えば、2017年8月についた1万通貨のスワップポイントを会社ごとに比較すると、以下のように違いがありました。

月間スワップポイントランキング(2017年8月度)

1位:5,411円 くりっく365

2位:5,340円 GMOクリック証券

3位:5,120円 DMM FX

4位:4,950円 ヒロセ通商

5位:3,970円 SBI FXトレード

まず各社HPで公表しているスワップポイントと、実際支払われた月間スワップポイントに注意してください。

例えば、上の表を見ていただいたらおわかりのように、SBI FXトレードが一日のスワップポイントが160円と上位にランクインしているにも関わらず、月間で提供されたスワップポイントは、3,970円と、比較5社中、最も少なくなっています。

これは、会社によってスワップポイントを日々変動させていたり、土日分の付与のタイミングが異なるなど、細かな違いがあるためです。

ですから、スワップポイントの計算をする際は、必ず各社HPのスワップポイントカレンダーで月間スワップポイントを確認する必要があります。

スプレッドに関しても、注意が必要です。まず、くりっく365は変動制スプレッドになっているため、時間帯によっては大きく広がる場合があります。

スワップポイント3倍デーと引き出しの可否

スワップポイントは毎日つくといっても、会社ごとにつくタイミングが違っています。

例えば、土日や祝日分もスワップはついてきますが、その権利が確定し口座に反映されるタイミングが会社ごとに少し異なります。

土日のスワップポイント反映日
FX会社 ポイント反映日 スワップ引き出し
くりっく365 水曜日 ×
GMOクリック証券 火曜日、又は水曜日 ×
DMM FX 木曜日
ヒロセ通商 水曜日 ×
SBI FXトレード 水曜日、又は木曜日

スワップポイントのつくタイミングは、ポジションを保有した状態でNYクローズ時間午後5時(日本時間午前7時、但しサマータイムは午前6時)をまたいだ時につきます。

米国はサマータイム制を導入しているため、時期によって日本時間が以下のように異なりますので注意が必要です。

NYクローズ時間
米国標準時間(冬時間)
11月第1日曜日~3月第2日曜日
日本時間 午前7時
米国夏時間(サマータイム)
3月第2日曜日~11月第1日曜
日本時間 午前6時

南アフリカランド円スワップ金利が最も高いFX会社ランキング

第1位:くりっく365

くりっく365」の南アフリカランド円スワップポイントは一日当たり174円と最も高いです。

また、月間獲得スワップポイントも5411円と最も高いのでスワップ狙いとしては一番おすすめです。

平均スプレッドは0.8銭と狭いのですが、変動制のため時間帯などによってはもっと広がる可能性もあります。

2009年に南アフリカランド円の大暴落がくりっく365だけで起こった事件がありましたが、その原因はインターバンクの影響で実際のレートと大きく乖離し、スプレッドが一時的に大きく開いてしまったというものでした。

やはり、スプレッドは変動制よりも固定の方が安心できます。

くりっく365では、低レバレッジでのトレードの方がよいかもしれません。

第2位:GMOクリック証券

GMOクリック証券」の南アフリカランド円スワップポイントは一日当たり160円と高く、月間獲得スワップポイントも5340円と多いのでおすすめです。

ただ、スプレッドが1.3銭(原則固定)と広いので、短期決済をする場合のデメリットとなるでしょう。

また、最小取引通貨が10万通貨と大きいので、準備資金が多めになってきます。

スワップのみの引き出しができない点にも、注意が必要です。

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第3位:DMM FX

dmmfx

DMM FX」の南アフリカランド円スワップポイントは一日当たり140円と、比較5社中一番低いですが、月間獲得スワップポイントは5120円と高めになっています。

また、スワップポイントだけの引き出しも可能です。

ただ、スプレッドが1.3銭(原則固定)と広いので、短期決済もあり得る場合には注意が必要です。

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第4位:ヒロセ通商

スワップポイントの高さで業界トップクラスの「ヒロセ通商」ですが、南アフリカランド円は一日当たり150円、月間獲得スワップポイントは4950円なので、ランド円のスワップ狙いとしては、そんなに良い条件ではありません。

また、スワップポイントだけの引き出しはできません。

メリットは、最小取引通貨が1000通貨と少ないこと、スプレッドも1.0銭(原則固定)と狭いので、中期トレードも取引しやすいことです。

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第5位:SBI FXトレード

SBI FXトレード」の南アフリカランド円スワップポイントは一日あたり160円と比較的高めですが、月間獲得スワップポイントが3970円と最も少なかったので、スワップ狙いにはおすすめできません。

ただ最小取引通貨が1通貨と非常に少なく、またスプレッドも0.99銭(原則固定)と低いので、少額資金のトレーダーや初心者でも始めやすいかもしれません。

スワップポイントだけの引き出しも可能です。

試しに少額でやってみようという方にはおすすめです。

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南アフリカランド円を運用する上での注意点

経済指標発表について

南アフリカの経済指標は、ロンドン市場かニューヨーク市場の時間帯に発表されることが多いので、この時間帯の取引量が多くなります。

また金の価格との相関性があるため、この価格動向にも注意する必要があります。

注目すべき経済指標は以下の通りです。

  • 政策金利 (1,3,5,7、9、11月下旬)
  • GDP (四半期ごと)
  • 消費者物価指数 (毎月下旬)
  • 貿易収支 (毎月下旬)

南アフリカランド円は為替変動率が非常に高い通貨ペアです。

2016年の平均変動率は28.3%と非常に高いので、取引する場合はロスカットに合わないように気を付ける必要があります。

また、南アフリカランド円は主要国通貨ペアと比較すると、マイナー通貨になってしまうため、取引量が少ないです。

市場での流動性も低く、また国としての信用度も低いということで、ふとしたことで、相場が一気に動くことがあります。

万が一金融危機などが起こってしまうと、海外資本が一気に流出するため、大暴落のリスクがあります。

南アフリカランド円の過去最安値

南アフリカランド円最安値

南アフリカランドは、長期的には下落トレンドが続いています。ここ数年で見ると、どんどん下がっています。

9月24日現在では、1ランド円は、8.3円あたりで推移しています。

史上最安値は2016年の6.39円です。これは、イギリスのユーロ離脱の際につけた価格です。

また、金やダイヤモンドなどの資源価格の高騰の際には16円台という時代もありました。

現在は下落継続中とみるのが妥当ですから、どこまで下がるか警戒する必要があります。

スワップ狙いで長期投資をする場合、為替レートの下落により生じる損失は覚悟する必要がありそうです。

スワップポイントは毎日入ってくる一方で、為替損益でマイナスを出してしまう可能性があるため、低レバレッジでの運用が必須条件となるでしょう。

南アフリカランド円取引のリスクは?

政治リスク

南アフリカは、アフリカ大陸の特徴として政治的、治安的リスクがあります。国内では、ズマ大統領が公金流用疑惑などで支持率を落としており、政治的不安がつきまといます。

さらに2017年3月30日の内閣改造で、ズマ大統領は財政改革を手掛けていたゴーダン財務相を更迭したため、一時南アフリカランドは急落しました。ゴーダン財務相は海外投資家や市場から高い信頼を得ていたため、財政懸念がおこりました。

こうした要素は、国債格付けに大きく影響します。現在、S&PがBB+、ムーディーズがBaa3を付けています。かろうじてジャンク債は免れてはいますが、格下げリスクへの不安が依然残っています。

また、アフリカ大陸には紛争、貧困、難民問題等が大きな社会問題があります。こうした問題も、南アフリカの経済や政治にも影響を与えています。

失業率の高さと低い経済成長率

南アフリカの経済は、世界的な好景気と違い経済成長率も低いです。そこには地理的な影響もあり、干ばつに見舞われたときいは、経済成長率はわずか0.3% にとどまったほどです。

また2009年のリーマンショックの影響を受けた後も、マイナス成長に落ち込みました。先進国の回復のようにはいかず、経済回復には大きく後れを取っています。

こうした経済回復の遅れの要因の一つに、20%を超える失業率の高さがあります。相変わらず南アフリカに存在する人種差別の影響で、失業率は高止まりしています。度重なるストライキも、国内情勢の安定化を阻んでいます。

このように、社会面など多くのリスクを背負っている南アフリカの情勢には、当然のことながら為替レートにも関係してくるため、注意が必要です。

しかし日本ではなかなか南アフリカのニュースが取り上げられないため、情報があまり入ってきません。

南アフリカのニュースや情報を得るためには、海外メディアのニュースを見ていく必要もあるかもしれません。

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マネフルFX編集部 斉藤
専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。
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