FX業界はスキャルピングにとても厳しく、スキャルピングがOKされていないFX会社でスキャルピングを行ってしまうと、最悪の場合口座凍結をされて二度と取引ができなくなるリスクもあります。
そのため、スキャルピング取引をしたいという場合は、「スキャルピングOK(公認)」なFX口座を開設する必要があるのです。
ということで、この記事ではFX歴10年以上の専業トレーダーである私が、スキャルピングに適したFX業者を厳選して徹底比較しました。
その中から、最新の「スキャルピングOKなおすすめFX会社」を紹介していきます。
では早速、比較一覧表から確認していきましょう。
目次
2024年最新版 スキャルピングOKのFX会社比較一覧
ここでは最新の情報に基づいた、スキャルピングOKの会社を一覧で比較していきます。
スキャルピングは、スプレッドはもちろんですが、約定力と取引コストが重要です。
そのため、約定力に定評のあるインターバンク市場に直結したNDD方式を採用しているFX業者も合わせてピックアップして比較します。
2024年5月現在、明確にスキャルピングを公認しているのは「JFX」と「ヒロセ通商」、「セントラル短資」の3社のみです。
※表は左右にスクロールできます。
FX業者 | 取引コスト | 約定率 | 約定 スピード | 注文 執行方式 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ドル円 | ユーロ円 | 取引手数料 | ||||
ヒロセ通商 (LION FX) | 0.2銭 原則固定 | 0.4~ 5.9銭 | 無料 | 公開 (99.9%) | 最速0.001秒 (平均0.003~0.005秒) | NDD |
JFX (MatrixTrader) | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 最速0.001秒 (平均0.005秒) | NDD |
セントラル短資 (FXダイレクト+) | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | NDD |
YJFX! (外貨ex) | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | DD |
OANDA JAPAN | 0.3銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | DD |
外為ファイネスト (PRO) | 0.3銭 変動制 | 0.7銭 変動制 | 0.003% 片道 | 非公開 | 非公開 | NDD |
単位:銭
※A スプレッド適応時間:2020年9月1日AM9:00~2020年10月31日AM2:00
※B スプレッド適応時間:2020年9月7日AM9:00~2020年10月10日AM2:00
スペックを総合的に見ると、「ヒロセ通商」と「JFX」が最もスキャルピングに適しているFX業者です。
ヒロセ通商とJFXの2社は関連会社同士であり、両者ともに「スキャルピングOK」と公言しているFX会社となっています。
スキャルピング取引を公認しているため、この2社であれば口座凍結の心配などは必要ありません。
また、取引量に応じた食品・キャッシュバックのキャンペーンを常時実施しており、スキャルピングすればするほど貰える食品やキャッシュバック額が豪華になるため、純粋な口座のスペックとしても魅力度が高くなっています。
スキャルピングに最適なおすすめFX業者2選
スプレッドや約定力、キャッシュバックなどの様々な要素からFX業者を比較した結果、「JFX」と「ヒロセ通商」の2社がスキャルピングに最もおすすめの口座です。
国内のFX業者は数多くありますが、実はスキャルピングを公認・歓迎しているのは3社のみで、そのうちの2つがこの2社です。
両社ともにスキャルピングを公認しているため、この2社を選んでおけばスキャルピング取引による口座凍結などの処分を気にする必要はありません。
JFX(MatrixTrader)
国内FX業者でスキャルピングをするなら、「JFX」が最もおすすめです。
JFXは「スキャルピングOK」を公言しており、スプレッドは原則固定で業界最狭水準、約定スピードも非常に優秀です。
取引ツールも高機能かつFX初心者にとっても使いやすく、取引高に応じたキャッシュバックキャンペーンが豊富なためお得感もあります。
また、親会社であるヒロセ通商よりも約定力が高くスリッページが少ないというデータも公表されており、スキャルピング用の口座としては間違いない選択です。
- スキャルピングOKを公言
- スプレッド原則固定でドル円0.2銭、ユーロドル0.3銭、ユーロ円0.4銭
- 約定スピード最速0.001秒(平均0.005秒)
- 1000通貨の少額取引可能
- キャッシュバックキャンペーンが豊富
-
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ヒロセ通商(LION FX)
「ヒロセ通商」のLIONFXもJFX同様にスキャルピングOK、スプレッド業界最狭水準、優秀な約定率・約定スピードが特徴です。
ヒロセはJFXの親会社であるため、基本的な取引スペックは大差ありません。
約定力が高く、取引ツールも高機能でスキャルピングに適しています。
ちなみに、JFXとの大きな違いは通貨ペア数です。
JFXは24通貨ペアなのに対し、ヒロセ通商は54通貨ペアとFX業界の中でも非常に多い通貨ペアが取引可能です。
さらにヒロセ通商は各種キャンペーンも豊富なので、キャッシュバックや食品をもらいながら楽しくスキャルピング取引ができます。
- スキャルピングOKを公言
- スプレッド原則固定でドル円0.2銭、ユーロドル0.3銭、ユーロ円0.4銭
- 約定スピード最速0.001秒(平均0.003~0.005秒)、約定率99.9%
- 1000通貨の少額取引可能
- 4年連続「オリコン日本顧客満足度ランキングFX取引部門総合第1位」
- キャッシュバック・食品キャンペーンが豊富
-
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※A スプレッド適応時間:2020年9月1日AM9:00~2020年10月31日AM2:00
※B スプレッド適応時間:2020年9月7日AM9:00~2020年10月10日AM2:00
その他のスキャルピング取引が行えるFX会社
ここからは「JFX」、「ヒロセ通商」以外のスキャルピングOKなFX会社の詳細情報を確認していきます。
2020年9月現在、期間限定のキャンペーンを実施している会社もありますので、忘れず確認しておきましょう。
「セントラル短資(FXダイレクト+)」と「YJFX!(外貨ex)」は、以前はスキャルピング専用のインターバンク市場直結型の口座がありましたが、現在は両社ともにその専用口座のサービスは終了しています。
しかし、現在サービスが提供されている口座でも、引き続きスキャルピング取引はOKですのでご安心ください。
「外為ファイネスト(PRO)」は「スキャルピング向き」という表現に留めており、「OANDA JAPAN」はスキャルピングOKと公言はしていませんが、比較的スキャルピングには寛容ではないかと思われるFX業者です。
セントラル短資(FXダイレクト+)
セントラル短資はJFX、ヒロセ通商と同じく「スキャルピングOK」とスキャルピング取引を公認している会社です。
セントラル短資は主要通貨ペアのスプレッドが狭く、上述したJFXやヒロセ通商を凌ぐスプレッド設定となっています。
約定力も概ね問題なく、スキャルピングでも問題なく取引することが可能でしょう。
キャンペーンは、豊富さで言えばJFXやヒロセ通商に劣るのが正直なところです。
キャッシュバックも受取の条件が比較的厳しく設定されており、毎月実施されるキャンペーンの質などを考慮すれば、JFXやヒロセ通商の方が上回ります。
YJFX!(外貨ex)
YJFX!でのスキャルピングはネット上で実際に行っている口コミも多数確認でき、問題なく取引することが可能です。
また、YJFX!では取引するたびに現金かPayPayボーナスがもらえるというキャンペーンを行っています。
これは取引額に応じてランクが決定し、そのランクに応じた分のキャッシュバックを現金かPayPayボーナスで受け取れるというもの。
取引をすればするほどランクも上がりもらえるポイントも増えていくため、取引回数の多いスキャルピングとは非常に相性が良い業者ですね!
OANDA Japan
OANDA Japanでは特にスキャルピングに対する規制が無いため、スキャルピング取引は行えます。
OANDA Japanは約定拒否は行わないと公表しており、スキャルピングに重要な約定力は問題ありません。
スプレッド短縮競争よりも、公平・公正な取引環境づくりを重要視しており、OANDA Japanは良質な取引環境が揃っています。
その一部として、OANDA Japanでは顧客のオーダー状況やポジション状況を確認でき、市場の一部ではありますが、トレーダーの動向を確認することが可能です。
スプレッドの差よりも、取引環境・情報量を優先したい方にはおすすめの口座と言えるでしょう。
外為ファイネスト(PRO)
外為ファイネストのPRO口座はインターバンク市場直結型を採用し、スキャルピングに向いた口座であるといえます。
ただし、最低取引数量は50万通貨で、取引の0.003%が取引手数料となるなど、取引にかかるコストは業界でもトップクラスです。
インターバンク市場に直結しているという大きな利点がありますが、万人向けの口座とはいえません。
取引の透明度は極めて高いため、取引コストを苦にしない方は検討してみても良いでしょう。
スキャルピング禁止のFX業者
最後に、スキャルピングを歓迎していないFX業者をご紹介します。
ここで紹介する業者でスキャルピングをしてしまえば、最悪口座凍結という可能性もあるため、絶対にスキャルピング取引は行わないようにしましょう。
スキャルピング禁止のFX業者
DMMFX
DMM.com証券のDMMFXは、約款で「過度に投機的取引を行う行為」と「短時間での注文を繰り返し行う行為」を禁止しています。
ネット上には「DMMFXでスキャルピングをして口座凍結された」という声もあります。
スキャルピングに向いていないFX業者
ここで紹介する会社は、明確にスキャルピングNGと表明していなくとも、取引環境などの面からスキャルピングはおすすめできない会社です。
スキャルピング取引自体はしても問題ないですが、あえてここで紹介する会社でスキャルピングする必要は無いでしょう。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズは、公式サイトで「当社では通常のお取引におけるスキャルピングを一概に禁止しておりません。」と回答しており、約定力も高いため一見スキャルピングに向いているように見えます。
しかし、通常時でもスプレッドがやや不安定であり、経済指標発表時は他社よりも大きく広がる傾向があるため、あまりスキャルピング向きとは言えないでしょう。
外為どっとコム
外為どっとコムは、通常スプレッドこそ狭いですが、全体的に他社より広がりやすい傾向があり、約定力も並なためスキャルピング向きとは言えないでしょう。
口座の総合評価を判断してスキャルピングしよう
今回はスキャルピングにおすすめの口座を紹介してきました。
「スキャルピングOK」とスキャルピングを公認しているFX会社はそれほど多くはありません。
冒頭でも述べた通り、スキャルピングを認めていない会社でスキャルピングをすれば、最悪口座の凍結という事態も。
そのような事態を避けるためにも、今回紹介してきたスキャルピングOKの会社を利用してスキャルピング取引することをおすすめします。
その中でも特におすすめなのが「JFX」「ヒロセ通商」の2社です。
両社ともに「スキャルピングOK」と公認しており、安心してスキャルピング取引を行うことができます。
また、取引量に応じたキャンペーンの種類や豪華さはトップクラスで、取引量が多くなるスキャルピングトレーダーならチェックして損は無い会社ですよ。
※表は左右にスクロールできます。
FX業者 | 取引コスト | 約定率 | 約定 スピード | 注文 執行方式 | ||
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ドル円 | ユーロ円 | 取引手数料 | ||||
ヒロセ通商 (LION FX) | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭~ 5.9銭 | 無料 | 公開 (99.9%) | 最速0.001秒 (平均0.003~0.005秒) | NDD |
JFX (MatrixTrader) | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 最速0.001秒 (平均0.005秒) | NDD |
セントラル短資 (FXダイレクト+) | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | NDD |
YJFX! (外貨ex) | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | DD |
OANDA JAPAN | 0.3銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 無料 | 非公開 | 非公開 | DD |
外為ファイネスト (PRO) | 0.3銭 変動制 | 0.7銭 変動制 | 0.003% 片道 | 非公開 | 非公開 | NDD |
単位:銭
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