FXとは何か?投資初心者へwikiより簡単にわかりやすく

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FX投資(外国為替証拠金取引)のことを一から知りたいと思っても、wikipediaの外国為替証拠金取引では書いてある内容が専門的すぎて初心者では意味がわかりません。

この記事では、全くの素人からでもFXのことが理解できるように、簡単かつわかりやすく解説していきます。

FX(外国為替証拠金取引)とは

FXは、「外国為替」を利用した投資の一つで、外貨を購入する時に用意する「円」のことを「証拠金」というため、この名称で呼ばれています。

為替相場が上がるか下がるかを予想し、「通貨を買う」「通貨を売る」「価格変動を待つ」を繰り返すだけのシンプルな取引です。

通貨の価値の変動を利用した「為替差益」と、金利差を利用した「スワップ」の2種類の利益を得ることができ、証拠金の何倍もの外貨を購入できる「レバレッジ」という仕組みもあるため、リスクとリターンを自分でコントロールすることが可能です。

外国為替とは?

海外旅行に行く時には、日本円を外貨に交換しますね。

これは日本円を売って外貨を買うのです。

もし、1ヶ月前までは1ドル110円だったのに、今は1ドル111円になっていたとすると、1ドルを買うのに以前よりも1円多く支払わないといけません。

この場合、1ヶ月前の時点で、早めにドルを買っておいた方が良かったのです。

もし、世界中が日本の「円」を使って生活をしていれば円の価値は変わらないので、このようなことは起こりません。

しかし、世界の国では「ドル」「ユーロ」その他に聞いたこともないような通貨が使われています。

どんなものでも2つ以上存在すると、必ず「比較」をしますね。そして「人気」や「順位」をつけたがります。

そして、その通貨の「人気」を数値化したものが為替相場で、秒単位で常に変動します。

その人気を図るモノサシは、「通貨の流通量」「経済状況・経済成長性」「政治・選挙」「国家財政・金利」「戦争・災害」などが一般的です。

 

レバレッジで少ない資金から始められる

FXには現物株ではできない「レバレッジ」がかけられると言うメリットがあります。

例えばレバレッジ10倍で取引した場合、期待利益も10倍になるのです。

以前はハイレバレッジがかけられましたが、リスクが大きすぎるため規制がかけられました。

レバレッジ規制後は個人口座で最大25倍までとなっています。それでも証拠金の何倍もの取引が行えます。

1ドル110円の場合でレバレッジを変えて取引すると、

レバレッジ1倍:11,000円で100ドル買える(1円の値動きで100円の損益)
レバレッジ10倍:11,000円で1000ドル買える(1円の値動きで1,000円の損益)
レバレッジ25倍:11,000円で2500ドル買える(1円の値動きで2,500円の損益)

つまり、同じ投資金額・同じ値動きでも、レバレッジの倍率分だけ利益(損失)が変わります。

レバレッジが高いほど、利益が大きくなりますが、損失のリスクも高まるので注意が必要です。

参考記事FXのレバレッジとは?初心者でもよくわかる解説

また、レバレッジがあるため、比較的少額な資金からでも取引することが可能です。

1ドル100円の為替レートのときに外貨預金1万ドル組む場合、100万円の資金が必要です。FXでは4万円の証拠金があれば1万ドルの取引ができるのです。

レバレッジ 1万ドル購入に必要なお金
1倍 100万円
3倍 33万円
5倍 20万円
10倍 10万円
25倍 4万円

 

24時間いつでも取引できる

FXは世界中のどこかの市場が開いていれば取引ができるので、平日でも24時間トレードができます。

株取引だと9時から15時までしか取引できないので、学生やサラリーマンなど日中忙しい人では短期売買ができません。

FXなら仕事終わりの夕方や深夜など空いた時間にいつでもトレードすることが可能です。

特に、夕方から深夜にかけては欧州市場やアメリカ市場も開かれ、値動きが出やすく短期取引に向いている時間帯です。

日本人投資家にとって、利益が出しやすいトレード環境も人気の一つです。

また、スマートフォンでも取引できるので、外出先からでもFXができます。

FXの時間帯の特徴とおすすめ取引時間!値動きや傾向も解説

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取引で利益を出す「為替差益」の仕組み

FXの取引方法には、「売り」「買い」という2種類の選択肢があります。

これは、便宜上このように呼んでいるだけであって、実際は以下のように、どちらも「ある通貨を売って別の通貨を買う」ことです。

「買い」は、
もともと自分が「手元に持っている通貨」を売って別の通貨を買うこと。

「売り」は、
もともと自分が「手元に持っていない通貨」を売って別の通貨を買うこと。

日本人が「手元に持っている通貨」とは「円」ですね。

そのため、円を売ってドルを買うことを素直に「買い」と呼びます。

日本人が「手元に持っていない通貨」とは「ドル」などの外貨ですね。

これは、FX業者が無利息無制限で貸してくれます。

そのため、借りたドルを売って円など別の通貨を買うことを、上記の反対の言葉で「売り」と呼ぶんですね。

「買い」の場合の利益

1ドル110円の時に、11,000円を売って100ドルを買う

1ドル111円になったので、手持ちの100ドルを売って円を買うと11,100円が戻る

100円儲かった!

ここで得た100円を「為替差益」といい、FXは積極的にこの為替差益を狙って取引を繰り返します。

ここでもし、1ドル109円になった場合は10,900円しか戻ってこないので、100円の損失になってしまいます。

「売り」の場合の利益

1ドル111円の時に、借りた100ドルを売って円を買うと11,100が手元にくる

1ドル110円になったので、手元の11,100円でドルを買うと100.90ドル戻る

0.90ドル儲かった!

 

金利差で利益を出す「スワップポイント」の仕組み

現物株では配当金の受け取りができます。しかし中間配当、期末配当と年2回の会社が多くなっています。四半期配当にて年4回受け取りできる会社はまだまだ少ないです。

FXには現物株のような配当はありません。その代わりにスワップポイントと言う仕組みがあります。

スワップポイント

「スワップポイントは」は2国間の金利差による利益で、選ぶ通貨ペアとその国の政策金利によって常に変動します。

2国間の金利差が大きいほど、受け取りできるスワップポイントも大きくなります。日本は超低金利ですが海外では高金利な国がたくさんあります。

外貨預金の利息は満期まで保有しないと受け取りできません。FXのスワップポイントはポジションを保有している間なら毎日受け取りすることが可能です。

また、FX業者によっても得られるスワップポイントは異なり「ドル円の買い」であれば1日で30円前後が一般的です。

具体的には、例えば「買い」の場合は低金利な日本円を売って高金利なオーストラリアドルを買い(新規注文)、その高金利なオーストラリアドルを持ち続ける(ポジションを保有する)ことで付与されます。

そして、オーストラリアドルを売って日本円を買うこと(決済注文)で初めてスワップポイントを受け取ることができます。

FX業者によっては、決済注文をしなくてもスワップポイントを受け取れるところもあります。

ただし、逆のパターンはスワップポイントを支払うことになるので要注意です。

 

資金はいくら必要?

FXの最低取引単位は1万通貨です。しかし、最近は多くのFX会社で、より小さい1000通貨単位の取引が可能となっています。

取引の必要証拠金は、この最低取引単位で変わってきます。

米ドル/円を取引する場合、必要証拠金は次のようになります。

取引単位 必要証拠金
10,000通貨 40,000円
1,000通貨 4,000円
100通貨 400円
1通貨 4円

上記は、取引最低限の金額なので、実際は必要証拠金の2倍や3倍といった資金の余裕がなければいけません。

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FXではどんな通貨ペアが取引できる?

FXでは、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、スイスフランなどメジャーな通貨や、トルコリラ、メキシコペソ、人民元などマイナー通貨まで多種多様の通貨が取引可能です。

基本的にメジャー通貨はどのFX会社でも売買できますが、マイナー通貨は取り扱っていない業者もあります。

ただし、FX初心者はいきなりマイナーな通貨に手を出すのではなく、米ドルやユーロなど流通量や得られる情報の多い通貨を売買するようにした方が安全です。

初心者におすすめする通貨ペアは「ドル円」「ユーロドル」「ユーロ円」の3つです。

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FXのリスクは?

FXは元本保証されていない金融商品なので、預け入れた証拠金が減少するリスクがあります。

「元本以上に損失が発生して借金になってしまわないか?」という心配をする人も多いですが大丈夫です。

ロスカットで損失は限定される

ロスカットは、損失の拡大を防ぐため、証拠金維持率(有効比率)が一定を下回ると保有しているポジションの全てを強制決済するシステムです。

急激に相場が変動した際に受ける損失をなるべく抑えるための仕組みです。

これにより、含み損がどこまでも伸びて借金になるということは基本的にありません。

参考記事FXのロスカットとはどういう意味?計算方法や強制決済基準など

 

FXと株の違い

金融商品でメジャーなものと言えば、株とFXですね。

私も投資を始める際にどちらを選べばいいか悩みました。

FXと株取引の違いを大まかにまとめると、このようになります。

FX 株取引
投資対象 各国通貨 個別企業
取引対象 約50通貨 約4000銘柄
取引時間 平日24時間 平日9〜15時
必要な最低資金 数千円〜 数万円〜
売買差益以外の利益 スワップポイント(金利) 配当金、株主優待
エントリー 売り・買い両方可 買い(信用なら売り可)
レバレッジ 国内25倍 約3倍(信用取引)

FXは24時間取引できる

株と比較するときに、一番有利な点は取引時間の違いです。

FXは24時間取引できるので、日中忙しい会社員や学生でも、夕方や夜からトレードに参加することができます。

特に、短期売買で資金を効率よく回転させたい場合は、24時間取引できることは大きなメリットになります。

FXは少額から始めることができる

先ほど説明したように、FXは1000通貨なら4000円、1通貨なら4円という少額から売買が可能です。

株取引ではここまで少額で最低単元数を購入できる銘柄は無いため、投資を始める際の敷居が少し高くなってしまいます。

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FXと外貨預金の違い

FXも外貨預金も、外貨を売買するものですが「手数料」や「資産保護の仕組み」が全然異なります。

外貨預金は、為替手数料がとても高く、万が一、預けていた金融機関が破綻しても一切保護されません。レバレッジをかけることもできません。

比較してみると、仕組みは大きく違うことがわかります。

FX 外貨預金
取引コスト 0.3銭〜1.0銭 30銭〜200銭
金利の受取 毎日 満期もしくは解約時
レバレッジ 最大25倍 なし
税率 分離課税
20.315%
累進課税
5%〜45%
資金の安全性 信託保全 なし

投資や資産運用として考えた場合、外貨預金にアドバンテージはほとんどないため、FX一択となります。

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プログラム知識なしでも自動売買ができる

FXでは現物株よりもシステムトレードの導入が容易と言うメリットもあります。

MetaTrader4と言うトレーディングソフトがあり、対応のFX業者に口座開設するとシステムトレードが行えます。ただしEAと言う売買プログラムの作成が必要でした。初心者の方ではプログラミングするのが難しいです。

そんなときでも選択型シストレと言うツールを提供しているFX業者があるため、簡単にシステムトレードを始めることが可能です。

数百ものストラテジーが用意されており、その中から選択するだけです。ランキング形式でストラテジーを発表しており、たくさんあるストラテジーをから成績の良いものを探しやすくなっています。

一つのストラテジーを信頼し過ぎるのではリスクが高まります。そんなときは複数のストラテジーでポートフォリオを作成し、リスクを抑えると言ったことが可能です。

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FXはギャンブルではなく投資

FXをギャンブルと勘違いしている人も中にはいますが、そういった人は投資で勝つことはできません。

FXはリスクを取り、それに見合ったリターンを得る、れっきとした投資行動です。

レバレッジ規制が実施される以前は、国内業者でも200倍などのハイレバレッジ取引が可能だったので、運が良ければ数日で資産数倍や数十倍にすることもできました。

しかし、それこそギャンブルと変わらないトレードです。

損益増減のスリルを楽しむのではなく、日々、真面目に勉強して堅実にFXに取り組んでください。

マネフルFX編集部 斉藤

専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。

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