この記事では、FX歴10年のプロトレーダーが初心者でも勝てる本当におすすめのFX自動売買システムを比較し、徹底解説していきます。
資産運用のような使い方での運用も増えてきているFXの自動売買システム。
うまく利用すれば、寝ている間でもシステムが24時間自動で利益を積み上げてくれます。
初心者や自動売買に詳しくない方だと
- 選ぶポイント・違いがわからない
- たくさんあってどの自動売買が良いのかわからない
- そもそも自動売買って本当に儲かるの?
といった疑問が浮かびますよね。
そこで今回は、数ある自動売買ソフトそれぞれのメリット・デメリットや口コミ・特徴を徹底比較。
2019年1月~6月までの当サイトからの口座開設数をもとに、最新の「FX自動売買システムおすすめランキング」を作成しました!
この記事を読めば、自分に合った自動売買システムがわかりますよ!
目次
FX自動売買システムのおすすめ会社はこれ!
自動売買の種類は数多くありますが、その仕組みや売買の手数料(コスト)は多種多様に存在します。
その中でも当サイトで特におすすめなのが、アイネット証券の「ループイフダン」です。
ループイフダンは自動売買で特に重要な「勝率」「取引コスト」が他社と比較して優れているのが特徴。
「元手の資金を増やす」というのが投資の目的ですので、勝率・取引コストは最重要視すべき要素といえます。
「とにかく勝てる自動売買を選びたい」「効率よく資金を増やしたい」という方は、アイネット証券のループイフダンがおすすめです。
サービス名 | 収益率(勝率) | スプレッド | 手数料 | 取引コスト |
---|---|---|---|---|
アイネット証券「ループイフダン」 | 80% | 2.0銭 | 0円 | 200円 |
FXブロードネット「トラッキングトレード」 | 79.3% | 0.2銭 | 400円 | 430円 |
外為オンライン「iサイクル2取引」 | 71% | 1.0銭 | 400円 | 500円 |
マネースクエア「トラリピ」 | 非公開 | 4.0銭 | 60円 | 460円 |
おすすめのFX自動売買はアイネット証券の「ループイフダン」!
- 取引コストが自動売買で最安
- 取引の勝率は自動売買トップの80%
- 設定方法が簡単で自動売買初心者でも安心して利用可能
アイネット証券の「ループイフダン」は他社の自動売買システムと比べて取引コストを半分以下に抑えることができます。
また、2018年度の収益率(勝率)は80%と、自動売買ではトップの勝率を誇っており、安定して資産を増やすことが可能です。
サービス名 | 収益率(勝率) | 取引コスト (スプレッド + 手数料) |
---|---|---|
アイネット証券「ループイフダン」 | 80% | 200円 |
FXブロードネット「トラッキングトレード」 | 79.3% | 430円 |
インヴァスト証券「トライオートFX」 | 77.1% | 430円 |
外為オンライン「iサイクル注文」 | 71% | 500円 |
設定も成績の良い注文方法を選択するだけと簡単で、自動売買に迷った場合はアイネット証券の「ループイフダン」を選んでおけば、まず間違いはありません。
FX自動売買とは?無料ソフトで取引自動化
おすすめの自動売買を紹介したところで、ここからは改めてFXの自動売買について詳しく見ていきましょう。
FXでは「あらかじめ決めたプログラム通りに、機械的に自動売買してくれるサービス」が様々なFX業者から提供されています。
難しいプログラミングの知識が不要なので、設定を選ぶだけで初心者でも簡単に自動売買を始めることができるようになっています。
自動売買には以下のようなメリット、デメリットがあります。
自動売買のメリット
- システムが自動で売買してくれる
- 取引に時間を縛られない
- 感情を挟まない取引ができる
- 中長期的な投資に適している
- 短期的な相場予想が不要
自動売買のデメリット
- 多くの投資資金が必要
- 取引コストが高い
- 含み損のあるポジションを複数かかえるリスクがある
- 結果は自動売買プログラムやストラテジーの能力に依存する
- 定期的に注文設定やストラテジーを見直す必要がある
初心者がFX自動売買で注意すべきポイント
初心者が自動売買をする場合、以下の三つのポイントに注意してください。
- 自動売買は少額資金では勝ちづらい
- 最初は含み損になることも多いので中長期で判断する
- 取引回数が多くなるため取引コストを考えて業者を選ぶこと
自動売買は少額資金では勝ちづらい
今回ご紹介する自動売買は、いずれも比較的少額から取引を始められます。
しかし、自動売買は複数のポジションを同時に持つのが基本です。そして、「自動損切り」「自動ロスカット」があるため、投資資金には十分余裕が必要です。
自動売買はいくらから始めたらいいかと言うと、最低資金として30万円ほどは用意しておく方が無難です。
最初は含み損になることも多いので中長期で判断する
中長期的投資が目的なので、注文設定やストラテジーがその時の相場に合っているかどうかはすぐには分かりません。
利益を上げるまでは、含み損のあるポジションを保有した状態で我慢することも大切な場合があります。その場合も、口座資金には余裕が必要です。
取引回数が多くなるため取引コストを考えて業者を選ぶこと
自動売買は必然的に取引回数が多くなるため、取引コストも考えてFX業者を選ぶ必要があります。
自動売買の特徴は各社さまざまなので、実際に資金を投入する前にデモトレードで無料体験したりシミュレーションを上手く活用してみるのも良いかもしれませんね!
FX自動売買システムおすすめランキング【2022年最新版】
1位:アイネット証券「ループイフダン」
- 取引コストが自動売買で最安
- 取引の勝率は自動売買トップの80%
- 設定方法が簡単で自動売買初心者でも安心して利用可能
FXの自動売買おすすめランキング、第1位はリピート系注文のアイネット証券「ループイフダン」です。
リピート系の自動売買は各FX業者でサービス名は違いますが、基本的な仕組みは大体同じ。
そのため自動売買を選ぶうえで意識すべきポイントは「取引コストの安さ、スワップポイントの高さ」の二つです。
ループイフダンは、取引コストが他社の半分以下の最安値で自動売買をすることができます。
サービス名 | スプレッド | 手数料 | 取引コスト |
---|---|---|---|
アイネット証券「ループイフダン」 | 2.0銭 | 0円 | 200円 |
FXブロードネット「トラッキングトレード」 | 0.2銭 | 400円 | 430円 |
マネースクエア「トラリピ」 | 4.0銭 | 60円 | 460円 |
外為オンライン「iサイクル注文」 | 1.0銭 | 400円 | 500円 |
また、スワップポイントも人気の豪ドル円などがトラリピと比較して約2倍も貰えるので、長期トレードにも適しています。
ループイフダンの勝率は80%と圧倒的
アイネット証券のループイフダンは勝率を公開しており、その勝率はなんと80%です。
裁量トレードを行ったことがある人は分かると思いますが、勝率80%というのは簡単に達成できる数値ではありません。
勝率を公開しているFXの自動売買の中ではトップの勝率を誇っており、優れた自動売買システムであることが分かります。
サービス名 | 収益率(勝率) |
---|---|
アイネット証券「ループイフダン」 | 80% |
FXブロードネット「トラッキングトレード」 | 79.3% |
インヴァスト証券「トライオートFX」 | 77.1% |
外為オンライン「iサイクル注文」 | 71% |
勝ちにこだわり、資産を安定して増やしたい方には、間違いなくループイフダンがおすすめといえるでしょう。
成績が良い取引設定を選択するだけの簡単運用
さらにループイフダンが人気を集めている大きな理由は、過去の実績や成績の良かった設定のランキングが公開されているというところです。
そのため、初心者でもそれらを参考に同じ設定の運用方法をすることも可能で、設定で細かく悩む必要はありません。
これらの点から、リピート系自動売買を始めるならアイネット証券の「ループイフダン」を選んでおけば間違いはありません。
- 取引コストが自動売買で最安
- 取引の勝率は自動売買トップの80%
- 設定方法が簡単で自動売買初心者でも安心して利用可能
2位:インヴァスト証券「シストレ24」
- ストラテジー数が世界1位で他社より圧倒的に多い
- フルオート機能によって自動で相場に合ったプログラムを適用
- ミラートレーダー型のFX会社では国内口座数1位
システムトレードならインヴァスト証券の「シストレ24」がおすすめです。
利用できる売買プログラム(ストラテジー)の数が世界1位、相場に合わせて自動でプログラムを入れ替えてくれる「フルオート機能」が特徴的で、システムトレードが利用可能な国内FX会社の中では口座開設数がNo.1です。
ストラテジーの成績は利益率や勝率、最大ドローダウンなど全て公開されているので、その中から好きなストラテジーを選ぶだけでOKです。
ストラテジー選択画面や取引画面は他社よりわかりやすく、検証や分析も簡単なため、初心者でもすぐに自動売買を始めることができます。
シストレ24の特徴
「シストレ24」は、同社の「トライオートFX」とは異なり、世界中のFX業者に採用されている自動売買システム「ミラートレーダー」を利用するシステムトレードです。
リピート系注文方式とは異なり、「ストラテジー(自動売買プログラム)」を選ぶだけなので、初心者にも安心の取引システムです。
基本的に「ミラートレーダー」は、世界中のストラテジープロバイダーが開発した優秀なストラテジーをランキングから選ぶスタイルです。
- ストラテジー数が世界1位で他社より圧倒的に多い
- フルオート機能によって自動で相場に合ったプログラムを適用
- ミラートレーダー型のFX会社では国内口座数1位
3位:外為オンライン「iサイクル注文」
外為オンラインの「iサイクル注文」はリピート系の中でも最も取引コストが高いです。
しかし、取引可能な通貨ペア数は24種類で最多、注文設定時点で最も好条件な取引条件を自動計算してくれる「マトリクス方式」を採用、「iサイクルセミナー」が実施されているなど、取引サポートの面で優れています。
iサイクル注文の特徴
「iサイクル注文」は、IFDONE+OCO注文を繰り返す、レンジ追尾も可能なリピート系注文方式です。
4位:マネースクエア「トラリピ」
トラリピの特徴
リピート系注文方式の元祖とも言うべき「トラリピ(トラップリピートイフダン)」は特許も取得しているリピート系注文方式で、他社のリピート系注文方式のほとんどは「トラリピ」の類似商品であると言えます。
IFD注文をトラップのように仕掛け、相場がどのように動いたとしても、「買い」と「売り」を繰り返します。
その他の自動売買
リピート系注文とシステムトレードの違い
FXの自動売買には大きく分けて「システムトレード」と「リピート系注文」の2種類があります。
システムトレード | リピート系注文方式 | |
---|---|---|
代表的な サービス | シストレ24 ちょいトレFX セントラルミラートレーダー | ループイフダン トライオートFX トラッキングトレード iサイクル注文 トラリピ |
対象 | FX初心者 | FX経験者 |
こんな人に オススメ | 初めてFXをする 注文方法が良く分からない 売買のタイミングが掴めない 常に忙しい | FXの裁量取引の経験がある 感情に左右されて取引してしまう 損切りがなかなかできない 自分の投資パターンを自動化したい |
システムトレードとは?
システムトレードでは、世界のプロが作ったプログラムで自動売買することが可能です。また自分で自動売買プログラムの作成をすることもできます。
取引に自分の裁量が一切入らないため、利益が出るかどうかは完全に選ぶストラテジー次第です。
自動売買専用のシステムを使うことが多く、有名なツールとしては、ストラテジー選択型の「ミラートレーダー」と、EAを利用し自動売買する「メタトレーダー4」があります。
リピート系注文とは?
リピート系注文方式は、一定のレンジ幅で自動的に売買注文を繰り返すシステムです。
値動きの7割がレンジ相場といわれるFXに適した発注戦略と言えます。
プログラミングが不要なため、FXの知識があれば比較的スムーズに自動売買ができます。
もしあなたに相場経験があって、レンジの動きで自動的に利益を出したいと思うならリピート系注文が最適です。
自動売買って本当に儲かるの?口コミの成績評価や実績比較
FXの自動売買については人それぞれ意見があります。
「長期的には絶対勝てない」「手数料が高く業者が儲かるだけ」という声がある一方で、「感情に左右されないから自分には合っている」「寝てても自動で稼げるから最高」など意見は両極端です。
実際に自動売買している人たちの口コミをチェックしてみましょう。
アイネット証券「ループイフダン」の口コミ
ループイフダン10月の利確
+25282円含み損が3万ちょいあるけどそれは置いといて…
利確だけなら年利10%超えたわわわー
なかなか稼いだねー
ポン円が大当たりしてくれたおかげだねー
ここまでほったらかしは楽だわー pic.twitter.com/fv8O9olAu8— アンメルツ (@koku4444) October 31, 2019
今年から始めたループイフダン、60万→85万、年末に向けてすくみを解体し、高金利ロング.aud/nzd両建てのみ年内90万目指す!
1ヶ月経過したトラッキングトレード20万→23万 プラススワップ運用 pic.twitter.com/iD3lsBCpSv— Cocotier (@izumitoto) October 31, 2019
\ループイフダン 昨日の実績/
10月24日の不労所得は1,200円でした⭐️
・156日目
・元本60万円
・累計決済益76,532円 pic.twitter.com/SoRv7bSe9d— くまお教授@損失もさらす人 (@kumao__kumao) October 25, 2019
ループイフダン10月の決済損益
20,317円のプラス前半は積極運用、後半は激しい値動きのおかげで想定以上の結果でした…
やっぱり自動売買は確実に利益を取ってくれるのでありがたいですね…#ループイフダン— 今日からデイトレがんばるぞい (@systrabeginner) November 1, 2019
外為オンライン「iサイクル」の口コミ
夜中のFOMCで長い上ひげ。
いい感じに利確できました。
🌼iサイクル新規約定してすぐ決裁約定+30pips
保有ポジション12
10月今のところ+479pips
🌼裁量トレード+11.4pips
— ミセスわたニャべ (@yometsumaokusan) October 31, 2019
少額ながら外為オンラインでFXをやってます。
iサイクル2注文がいいなと思って口座開設たけどある程度まとまった資金を投入しないと自動売買を始められない。w
昨年末の痛手から自力でコツコツやってますが、自動売買使わないなら他社がいいのかなと少し思います。— たかのん (@takanon5122) September 27, 2019
iサイクル2を1ロット入れて放置してたらコレ・・・。
単なる自動ナンピンって事なんですね汗 pic.twitter.com/8arRZm2Dbq— ポンド円で頑張る (@abci61853530) September 16, 2019
外為オンラインの自動売買システム(iサイクル)ストラテジーはポンド円(買い)は、1か月で80万円プラスになりましたが、ここ1週間の下落で半分の40万円に減ってしまいました。。。日足で”買い”サインが出ている間は”買い”ストラテジーで行ってみます。。。
— OttyFX (@OttyFX) 2016年12月26日
インヴァスト証券「シストレ24」の口コミ
Invast証券シストレ24期間損益報告書10月末
結果を報告します。
目標のはるか下です。
乱高下が激しい。
年間収益目標は360万円
今年収支 939,081
8月収支146,173
9月収支▲160,799
10月収支698,940
10月前半は厳しかったが、
重要な事は、負けが少ない事です。— Selig_投資が苦手な心理士投資家 (@seligman_me) November 3, 2019
シストレ24
ついさっきロスカットがあって、損失が48%に…。と言っても、15万くらいなんだけど^^;シストレはある程度の資金で運用しないとダメだなー。残念だけど、残りを裁量取引きの口座に移そう。
資金ができるまでは、結局裁量取引きが一番かな(*´-`)
— めたふろ (@metafuro) 2017年4月24日
先月28日から始めたシストレ24、3週間で10万円プラス(投資資金55万円)(^_^)/
— 四葉のブラウン (@isdm1600) 2016年12月16日
おはようございます🌞
今日もインヴァスト証券、Myシストレ24の報告をしていきます。
今朝は昨日に比べたら多少少ない含み損からスタート
でも、まだまだ含み損の嵐
そして毎日マイナススワップ金利で2000円を持ってかれる辛さ、、、、
今日も耐えます。 pic.twitter.com/zFZKvP6glG— たけしマン (@Lv99kouTa) May 30, 2019
私がFXを始めたころなんて…
自動売買は夢のまた夢だと思っていましたが、今では一般トレーダーのサービスになってるってすごいですよね😱
AIの進化も止まらず、最近裁量で伸び悩んでいる人は #自動売買 も1つの手ですよ!#fx #システムトレード #裁量取引 #シストレ24https://t.co/nDeL2FcPEh
— FX投資家メイ @ ドル円FXトレーダー&ブロガー/ FX初心者/FOMC/利下げ/ブレグジット (@fxsasakimei) October 8, 2019
リピート系の通貨ペア、スプレッド、アプリを比較
続いては各FX会社のリピート系自動売買を通貨ペア数、最小取引単位、売買手数料、スプレッド、スマホアプリ対応(iPhone、Android)で比較します。
リピート系注文の取引コストは、売買手数料(マークアップ手数料)、スプレッドの2種類があります。
※表は左右にスクロールできます。
ループイフダン | トラリピ | トライオートFX | トラッキングトレード | iサイクル注文 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
取引通貨ペア | 14通貨ペア | 12通貨ペア | 17通貨ペア | 24通貨ペア | 24通貨ペア | |
最小取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 (ブロードコース) | 10,000通貨 (L25/L25R) | |
1,000通貨 (ブロードライト) | 1,000通貨 (miniコース) | |||||
売買手数料 | 無料 | 片道:5.0pip (利益30pips以上) | 片道:2.0pip (1万通貨未満) | 片道:20.0pip (ブロードコース) | 片道:20.0pip (L25/L25R) | |
片道:1.0pip (利益30pips以内) | 片道:2.0pip | 片道:2.0pip (miniコース) | ||||
ス プ レ ッ ド | ドル円 | 2.0pip | 0.4pip | 0.3pip | 0.2pip | 1.0pip |
ユーロ円 | 3.0pip | 0.5pip | 0.5pip | 0.5pip | 2.0pip | |
ポンド円 | 5.0pip | 0.8pip | 1.0pip | 1.0pip | 5.0pip | |
豪ドル円 | 4.0pip | 0.5pip | 0.6pip | 0.6pip | 3.0pip | |
ユーロドル | 2.0pip | 0.5pip | 0.3pip | 0.3pip | 1.0pip | |
スマホアプリ | 対応 | 対応 | 対応 | ブラウザのみ | ブラウザのみ |
ループイフダン
「ループイフダン」は14通貨ペアと通貨ペア数は多いとは言えませんが、取引コストは条件や設定に関わらずスプレッド(自動売買手数料含む)だけなので、「米ドル/円であれば1,000通貨あたり2.0pips」と最も安く取引コストを抑えることができます。
トラリピ
「トラリピ」も、12通貨ペアとそれ程多くはありませんが、注文設定によって取引コストが大きく変わるため注意が必要です。
取引コストとして取引手数料とスプレッドと合わせると、利益金額を30.0pips以下に設定すると「米ドル/円であれば1,000通貨あたり2.4pips」と比較的安いのですが、30.0pips以上に設定すると「米ドル/円であれば1,000通貨あたり10.4pips」と最も高くなります。
トライオートFX、トラッキングトレード
「トライオートFX」は17通貨ペア、「トラッキングトレード」は24通貨ペアと多く、取引コストはスプレッドと外付けの自動売買手数料で「米ドル/円であれば1,000通貨あたり4.3pips」と平均的です。
iサイクル注文
「iサイクル注文」は、24通貨ペアと最も多いのですが、他社に比べスプレッドが広いことが影響して取引コストは少々高めです。
自動売買手数料とスプレッドを合わせると、条件や設定に関わらず「米ドル/円であれば1,000通貨あたり5.0pips」です。
システムトレードの通貨ペア、スプレッドを比較
続いては各FX会社のシステムトレードを通貨ペア数、最小取引単位、売買手数料、スプレッド、スマホアプリ対応(iPhone、Android)で比較します。
システムトレードは、通貨ペアと自動売買手数料(投資助言報酬)に関しては各社でそれほど大差はありません。
スプレッドは各業者ともに変動制ですが、それぞれ広さが異なります。
自動売買手数料(投資助言報酬)はどこも1k(1,000通貨)あたり1円(税込)となり、スプレッドに含まれます。
利用できるストラテジー数は各社で異なり、システムトレードにおいて重要なのは、あなたがいかに相場に合った優秀なストラテジーを採用できるかです。
シストレ24 | ちょいトレFX | セントラル ミラートレーダー | ||
---|---|---|---|---|
ストラテジー数 | 6,000以上 | 450以上 | 400以上 | |
取引通貨ペア | 27通貨ペア | 14通貨ペア | 22通貨ペア | |
最小取引単位 | 5,000通貨 | 1,000通貨 | 5,000通貨 | |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
取引助言報酬 (1,000通貨あたり) | 1円 | 1円 | 1円 | |
スプレッド (変動制) | ドル/円 | 4.0銭 | 1.0銭 | 2.5銭 |
ユーロ/円 | 5.0銭 | 3.0銭 | 3.5銭 | |
ポンド/円 | 8.0銭 | 3.0銭 | 5.5銭 | |
豪ドル/円 | 7.0銭 | 3.0銭 | 4.5銭 | |
ユーロ/ドル | 4.0pips | 3.0pips | 2.3pips | |
スマホアプリ | ブラウザのみ | ブラウザのみ | 未対応 |
シストレ24
「シストレ24」は、ストラテジー数世界ナンバー1の看板通りに圧倒的なストラテジー数です。
取引可能な通貨ペア数も多いのですが、スプレッドが通常時から他社より広めなためコスト面では見劣りします。
ちょいトレFX
「ちょいトレFX」は、ストラテジー数と通貨ペア数が少し少なめです。
しかし、1000通貨からの取引が可能なことと、スプレッドが他社よりかなり狭いため最も初心者向けなシステムトレードと言えるでしょう。
さて次に、自動売買で生活することやプログラムを自作することなど、より踏み込んだ内容を解説します。
自動売買だけで生活するのは難しい
自動売買を始める人の中には「寝ているだけでお金が稼げたら働かなくていいな」と思うかもしれません。しかし、それは難しいです。
自動売買専業で生活していくには、かなり多くの元手が必要となります。
まず、年間の生活費が300万円だとした場合、300万円を稼ぐためには最低でも元手が300万円必要です。
それも年利100%、月利8%弱の好成績を続けられた場合、というかなり難しい条件となります。
もし、資金が1,000万円あれば、年利30%で年間300万円の利益となりますが、それでも投資として考えると十分な好成績です。
また、ずっと安定して勝つわけではなく、勝つ月もあれば負ける月もあります。もし収入源が自動売買だけで負けが込んでくると、精神的にはかなり焦りが出て正常な判断ができなくなってしまいます。
そのため、本業でしっかり生活費を稼いで、自動売買は副収入を得るための資産運用と割り切るのが成功するコツです。
儲からない人、失敗した人が見直すこと
自動売買で安定した利益を上げるためには、「資金管理」と「設定が今の相場に合っているか」をよく見直す必要があります。この2つをおろそかにするとまず負けます。
自動売買で大損するパターンは、ポジションが想定以上に逆行して、損失が膨らみ、耐えきれなくなって連続損切りやロスカットというパターンが多いです。
リピート系とシステムトレードでは注意する点が異なるので、順番に見ていきましょう。
リピート系注文で見直すこと
- 為替レートの想定変動幅を都度見直しをすること。
- 値幅の上限下限を見極めて「買い」と「売り」の設定を見直すこと。
- 見直した想定変動幅に合わせてポジション数や資金を調整すること。
システムトレードで見直すこと
- ストラテジーが過去にどんな場所で売買してるか見極めること。
- 似たような位置で売買しているストラテジーで固めないこと。
- ナンピン多様のストラテジーばかり選ばないこと。
MT4ならプログラム知識があればEAが自作可能
システムトレードは他人のストラテジーを利用するだけ、リピート系は決まった設定内の自動売買だけなので、もっと自由に自分の手法を再現したい人はEA開発を検討してみるも良いでしょう。
MT4(MetaTrader4)というのは高機能なフリーのチャートソフトです。MT4では、EAという自動売買プログラムを利用して自動売買が可能です。
EAは他人が作成したものを購入したり、プログラムの知識があれば自作もできます。
しかし、EAを自作するためには、MQL4言語というC言語に近い言語でプログラムを書く必要があるので、FXの知識はもちろんのことプログラミング言語の知識も必要となってきます。
また、自分の裁量トレードをはっきりとインジケーター等で数値化してロジックを組む必要があるので、プログラムができるからといって満足できるEAが完成するわけでも無いのが難しいところです。
MQL4言語については、公式サイトの「MQL4 Reference(英語)」をご覧ください。
メタトレーダー4(MT4)の取扱FX業者
MetaTrader4を利用したシステムトレードは、EAさえ持っていればどのMT4対応業者でも可能です。
そのため、MT4の自動売買結果は対応FX業者のスペックに左右されると言ってもいいでしょう。
国内MT4対応業者は次の記事で徹底比較しているので、MT4でシストレを検討している人は参考にしてみてください。
-
MT4対応おすすめ国内FX業者を徹底比較【2022年版】
このページではMetaTrader4(MT4)に対応したおすすめの国内FX業者・証券会社を徹底比較していきます。 各FX業者ごとで、スプレッドや取扱通貨ペアの違い、オリジナルのインジケ…
自動売買詐欺にあわないための対処法
世の中には「FX自動売買ですごく儲かる」という見出しで詐欺を行う悪質な業者もいます。
FXの自動売買ソフトを使った投資を1年半続けておりました。
成績は非常に良く、資金は1年で倍ほどに増えてきておりました。
FXの口座(海外送金)から自分の資金がちゃんと引き出せることを何度か確認後、増額で入金して運用をしておりましたら、昨日いきなり口座の残高が殆どなくなっておりました。
口座は妻のものと2つ持っていたのですが、妻の方の口座も同じように残高が殆どなくなっておりました。
自動売買詐欺に合わない一番の対策は、「金融庁に登録されたFX業者以外の自動売買は使わない」ことです。
登録外のFX業者は違法なので、全く聞いたこともないような業者は、国内、海外に関わらず利用しない方が自身のためです。
今回、この記事で紹介しているFX業者は全て金融庁に登録されている安全な会社です。
また、詐欺とまでは言わないが詐欺に近いものに、MT4のEA販売があります。
EAとは、個人や業者が独自に作成した自動売買手法のことですが、販売されている高勝率や高利率を謳うものは過度にカーブフィットされた嘘の成績であり、今後役に立たないロジックであることが非常に多いです。
せっかく購入しても、無駄になるどころか使えば使うほど損するだけの危険なシステムであることがほとんどなので手を出さないことが賢明です。
- 有名なFX業者の自動売買だけ利用する
- EAはよほど信用できるものしか購入しない
安全に自動売買するためにも、この記事のランキングで紹介しているものから選ぶことをおすすめします。
自動売買の取扱FX業者一覧
今回ご紹介したもの以外にも、以下のFX業者でさまざまな自動売買の取扱があります。
リピート系注文方式の取扱FX業者
会社名 | リピート系注文方式 | レンジ 追尾機能 | ||
---|---|---|---|---|
ボラティリティ | ランキング | マトリクス | ||
アイネット証券 ループイフダン | ◎ | ◎ | ◎ | |
インヴァスト証券 トライオートFX | ◎ | ◎ | ◎ | |
FXブロードネット トラッキングトレード | ◎ | ◎ | ◎ | |
外為オンライン iサイクル注文 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ひまわり証券 ループイフダン | ◎ | ◎ | ◎ | |
マネースクエア トラリピ | ◎ | ◎ | ◎ | |
マネーパートナーズ 連続予約注文 | ◎ | |||
マネックス証券 オートレール | ◎ | ◎ | ||
ライブスター証券 iサイクル注文 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
レンジ追尾とは?
レンジ追尾をしないリピート系注文方式は、あくまで「買い」「売り」どちらか一方向の予想することを前提としています。
レンジ追尾は、「買い」と「売り」の両建てポジションを持つことでレンジ内での利益を最大化しようとする自動売買手法です。
ただし、レンジ追尾は常に両建てのポジションを保有しているため、レンジブレイクしてトレンドが発生した場合、必ず含み損を抱えた状態となってしまうことに注意。
システムトレードの取扱FX業者
会社名 | サービス名 | システムトレード |
---|---|---|
IG証券 | ProRealTimeチャート | プログラミング要 |
インヴァスト証券 | シストレ24 | ミラートレーダー |
EZインベスト証券 | EZ MT4 | メタトレーダー4 |
FXTF | FXTF MT4 | メタトレーダー4 |
FXプライムbyGMO | ちょいトレFX | ストラテジー選択型 プログラミング不要 |
OANDA Japan | MT4 | メタトレーダー4 |
カブドットコム証券 | シストレFX | ストラテジー選択型 |
外為ファイネスト | MT4-ZERO | メタトレーダー4 |
セントラル短資 | セントラルミラートレーダー | ミラートレーダー |
デューカスコピージャパン | JForex | プログラミング要 |
トレイダーズ証券 | みんなのシストレ | ストラテジー選択型 |
マネーパートナーズ | HyperSpeed NEXT | プログラミング不要 |
楽天証券 | 楽天MT4 | メタトレーダー4 |
FX初心者にこそ自動売買がおすすめ
今回はおすすめの自動売買について紹介してきました。
FXを始めたいけど、覚えることがたくさんあり覚える時間もあまり無いという方にこそ自動売買がおすすめです。
自動売買システムは詐欺まがいの商品も多くありますが、今回紹介してきた自動売買システムはどれも信頼できる実績を持っています。
その中でも一番のおすすめはアイネット証券の「ループイフダン」です。
ループイフダンは自動売買システムの中でも特に重要な「勝率」「取引コスト」が優れており、利益が出ているという口コミも多数存在します。
FX初心者、自動売買の未経験者はまずは、アイネット証券の「ループイフダン」を試してみるのがおすすめですよ。
サービス名 | 収益率(勝率) | スプレッド | 手数料 | 取引コスト |
---|---|---|---|---|
アイネット証券「ループイフダン」 | 80% | 2.0銭 | 0円 | 200円 |
FXブロードネット「トラッキングトレード」 | 79.3% | 0.2銭 | 400円 | 430円 |
マネースクエア「トラリピ」 | 非公開 | 4.0銭 | 60円 | 460円 |
外為オンライン「iサイクル2取引」 | 71% | 1.0銭 | 400円 | 500円 |