「新生銀行FX」のサービスは他社と比較してどうなのか、口コミや評判はどんな感じなのか気になりますよね。
このページでは、22のFX口座を使用してきた筆者が、新生銀行FXを各項目ごとに口コミや評判を交えながら評価します。
結論から言うと、新生銀行FXは「取扱通貨ペア数こそ及第点ですが、それ以外は特に秀でた長所がないため、FX初心者にはニーズに合った他の会社がおすすめ」です。
新生銀行FXの総評と特徴
総評
総合 | スプレッド | スワップ | 約定力 |
---|---|---|---|
73 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
取引ツール | 情報量 | サポート | |
★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |


ちなみに、FX初心者向けにおすすめの口座は次の記事をご覧ください。
特徴
- レバレッジが1、2、5、10、25倍から選べる
- 取引可能通貨ペア数が24と多め
- 最低取引単位1000通貨
- 24時間365日、振替入金・振替出金が可能
新生銀行FXの口コミ
新生銀行FXの良い評判
新生銀行の口座を持っていたので開設しました。主にスマホで取引してますがアプリが使いやすくて気に入ってます。取引できる通貨ペア数も多いと思います。
新生銀行FXの悪い評判
スプレッドが他の会社と比べると広いです。ドル円はまだマシな方ですが、ニュージーランド円やスイス円は広すぎて短期取引でまともに利益が出せないです。
スワップポイントは高めな方ですが、もっと高金利な会社もあるので、スワップ金利狙いならあえて使う理由はないかなと思います。
半年ほど利用していましたが、他の証券会社と比べると特に良いところはありません。取引ツールも本気でやっていこうと思うと物足りない。初心者向けの情報やセミナーもないので初心者にはあまりお勧めできません。
新生銀行FXのスプレッドと手数料
新生銀行FXのスプレッドは一部の通貨ペアに限り、狭めに設定されています。ドル円、ユーロドル、ポンド円、ポンドドルの4通貨ペアは他社と比較してもなかなか優秀です。
しかし、FX口座数国内第1位のDMM.com証券が運営する「DMM FX」と比較すると全体的にスプレッドではやや見劣りします。
特に、高金利通貨のNZドル円、南アフリカランド円やマイナー通貨のスイスフラン円、カナダドル円などはかなりスプレッドが高めです。
取引可能通貨ペア数は24と多めで、トルコリラ円、香港ドル円、人民元円、ノルウェークローネ円などのマイナー通貨も取引可能です。
取引手数料は他社同様に無料です。
通貨ペア | 新生銀行 | DMM FX (原則固定) |
---|---|---|
USD/JPY | 0.5銭 | 0.3銭 |
EUR/JPY | 1.1銭 | 0.5銭 |
AUD/JPY | 1.2銭 | 0.7銭 |
GBP/JPY | 1.0銭 | 1.0銭 |
NZD/JPY | 3.9銭 | 1.2銭 |
ZAR/JPY | 3.9銭 | 1.3銭 |
CHF/JPY | 5.9銭 | 1.8銭 |
CAD/JPY | 3.9銭 | 1.7銭 |
TRY/JPY | 6.8銭 | - |
EUR/USD | 0.5pips | 0.4pips |
GBP/USD | 1.0pips | 1.0pips |
AUD/USD | 1.9pips | 0.9pips |
NZD/USD | 4.0pips | 1.6pips |
USD/CHF | 5.0pips | 1.6pips |
※2017年12月6日時点
新生銀行FXの取引ツールとアプリ
新生銀行FXの取引ツールは、スマホアプリ(iPhone、Andorid)、Windows用インストール型、WEBブラウザ型の3種類があります。
PC、スマホアプリ共に、取引ツールは高機能で使いやすく、チャートを見ながら即発注、テクニカル指標の表示など必要な機能が揃っています。
ただ懸念点は、過去にドル円で1,500pipsもスプレッドが拡大した楽天FXの運用システムを利用しているという点です。
新生銀行は楽天証券と連携して外国為替証拠金取引(FX)サービスに参入する。大手銀のFX参入は初で、22日からサービスを始める。楽天証券のFXの運用システムを利用し、収益を両社で分け合う。
出典:日経経済新聞
取引ツール自体は優秀ですが、そのリスクを考慮すると敢えて使う必要があるかどうかは疑問です。
参考記事150人の口コミと評判で分かった「楽天FX」をおすすめしない理由
新生銀行FXのスワップポイント
新生銀行FXのスワップポイントは、他社と比較してもやや高めな数値です。ずば抜けて高いということはないですが、高金利通貨で人気のトルコリラ円が取引できることは利点です。
日々のスワップポイントは公式サイトから確認できます。
※2017年6月20日時点
結論:新生銀行FXはFX初心者にはおすすめしない
新生銀行FXは、取引できる通貨ペア数が多めなのが特徴ですが、それ以外は特に秀でたところが無いので、FXトレードをする上で他社より優れているとは言い難いです。
特にこれからFXを始めようと思っている初心者にはもっと総合的に上回っている口座を検討されることをオススメします。
「他の会社はあまり聞いたことが無いし、よくわからない」という人のために、新生銀行FX同様に安全性・信用性が高く、総合的に優れているFX会社をご紹介します。
初めてFXをする人やメイン口座をお探しの人には次のFX会社がおすすめです。
1.『DMM FX』:DMM.com証券は国内口座数第1位※の最も総合的に優れたFX業者
2.『GMOクリック証券』:チャートと取引ツールの使いやすさでFX取引高世界1位
3.『SBI FXトレード』:1通貨4円の少額から取引可能な初心者向けのFX業者
DMM FX|初心者に一番おすすめのFX会社はココ
『DMM FX』を運営するDMM.com証券は国内口座数第1位※であり、それだけ多くのFXトレーダーから支持されていることがわかります。
取引する上で重要な「スプレッド」「約定力」「取引ツール」「安全性」の4つの要素全てが高水準です。
キャッシュバックやポイント還元など、取引をするほどお得なシステムも実施されており、初心者から資産1億円程度までのトレーダーなら間違いなくメイン口座にして良いFX会社です。
専業トレーダーの私もメイン口座として使っており、初心者が最初に開設する口座としておすすめです。
※2017年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2017年1月口座数調査報告書)
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『GMOクリック証券』は、FX取引高6年連続世界第1位でDMM FXと人気を二分しているFX会社です。
特筆すべきは、豊富なテクニカル指標が利用できる「プラチナチャートプラス」と使いやすさに定評のある取引ツール「はっちゅう君FXプラス」です。
スマホアプリも動作の軽さ、使いやすさが他社より秀でており、多くのトレーダーから支持されています。
また、株や日経先物、バイナリーオプションなどに簡単に資金移動できる取引の幅広さも魅力です。
総合的に優れた業者で、特にテクニカル分析に力を入れたい初心者におすすめのFX会社です。
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特に、1万通貨以内の少額トレードではトップクラスのスプレッドが提供されており、初心者でリスクを抑えてFXトレードをしたい人におすすめの業者です。
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