この記事では、GMOクリック証券(FXネオ)では資金いくらから取引ができるのか、レバレッジ1倍で取引をするにはどうすればいいかを説明します。
レバレッジ1倍で取引をしたい場合、まず最初に「最低取引単位」と「1Lotの必要証拠金」を知っておく必要があります。
順番に説明していきます。
目次
最低取引単位は1万通貨!1000通貨単位は非対応
まず、GMOクリック証券FXネオの最低取引単位について確認をしておきましょう。
「GMOクリック証券(FXネオ)」は、取引ツールの使い勝手が抜群で、スプレッドが狭い、約定力も高い総合力の高いFX業者です。
しかし、最低取引単位である1Lotの取引は1万通貨単位からとなっており、1000通貨単位での取引には非対応です。
公式サイトでは、売買単位は10,000通貨単位からと正式に発表されています。
Q. FXネオ取引の最低取引単位について教えてください。
A. FX取引における取引単位とは、FXで売買をする際の最小単位のことをいいます。
当社FXネオでは、取引単位は原則として1万通貨(南アフリカランド/円では10万通貨)が1取引単位となります。
いくらから取引できる?GMOクリック証券の1Lotの必要証拠金
初回最低入金額について
GMOクリック証券では初回最低入金額が定められていません。
必要最低証拠金さえ入金していれば取引をすることができます。
Q. FXネオ取引の初回入金額はいくらですか?
A. 初回入金額に規制はありません。
お取引に必要な金額以上の、余裕を持った証拠金の預託をお勧めいたします。
GMOクリック証券の必要証拠金について
では、この1万通貨を取引するのにいくらの資金(証拠金)が必要かを見ていきましょう。
取引ツール「はっちゅう君FXプラス」の通貨ペア一覧で必要証拠金を確認できます。
この場合だと、米ドル円(USD/JPY)を1Lot取引するには「43,953円」が必要となります。
FXネオ取引の必要証拠金は、レバレッジを元に算出されます。
FXネオ取引のレバレッジは最大25倍なので、必要証拠金は取引金額の4%(レバレッジ最大25倍)に相当する日本円です。
例えば、1ドル=100円の場合、米ドル円を1万通貨取引するのに必要な証拠金は100円×10,000通貨×4%=40,000円となります。
つまり、4万円の資金があれば米ドル円を取引することができます。
この必要証拠金目安は米ドル円のレートによって変わってきますが、大体40,000円〜50,000円の間です。
また、必要証拠金は通貨ペアによっても異なります。豪ドル円やNZドル円などは米ドル円よりも少ない証拠金で取引することができ、逆にユーロ円や英ポンド円は米ドル円よりも必要証拠金が高くなっています。
余裕を持った取引をするために必要な資金は?
ただ、注意してほしいのは、「じゃあ5万円あれば取引できるのか」と思わないでほしいことです。
確かに5万円あれば米ドル円のポジションを1Lot取ることができますが、その場合、必要証拠金ギリギリの金額なので証拠金維持率がかなり低くなってしまいます。
証拠金維持率が100%を割り込むと追加証拠金(追証)の発生やロスカットが執行されますので、米ドル円を1Lot取引するためには余裕を持って10万円は資金が欲しいところです。
デモトレードで練習するのもあり
GMOクリック証券FXネオでは本口座の他にも練習用のデモ口座も用意されています。
口座開設の申込みをしてから実際にトレードができるまで1〜3日かかりますので、その間にデモトレードで感覚を掴んでおくのも良いでしょう。
GMOクリック証券でレバレッジ1倍の取引をする方法
GMOクリック証券FXネオのレバレッジは25倍固定で変更はできません。
しかし、レバレッジが変更できないと言っても、実質的なレバレッジは資金額と取引通貨量によって変化します。
資金10万円で1Lot(米ドル1万通貨)を買いたい場合、10万円の資金に10倍のレバレッジをかければ100万円になるのでドル円1Lotが買える金額になりますよね。
その場合、実質的なレバレッジは25倍ではなく10倍になるのです。
資金100万円でドル円1Lotを買った場合、レバレッジはほぼ1倍となって外貨預金と変わらないくらいのローリスク・ローリターンとなります。
つまり、必要証拠金の25倍の資金を口座に入金しておけば、自動的に実質レバレッジ1倍になるのです。(含み損がある場合は、含み損分も含める)
このようにレバレッジとは、自分の資金額に合わせて調整するものです。
レバレッジ | 必要な証拠金 |
---|---|
25倍 | 4万円 |
10倍 | 10万円 |
1倍 | 100万円 |
また、レバレッジはロスカットシミュレーションで算出することも可能です。
ただし、これだとレバレッジ1倍で運用するのに最低100万円資金が必要となってしまうので、もっと少ない金額かつ安全に取引したい人にはハードルが高くなってしまいますね。
そんな人にはもっと小さな通貨単位で取引できるFX会社がおすすめです!
1000通貨対応のおすすめFX会社
最近は1000通貨取引に対応したFX会社はかなり多くなってきました。
しかし、国内で1、2の人気を誇るFX会社「DMM FX」と「GMOクリック証券」はどちらも1000通貨非対応で1万通貨からの取引です。
本来、投資をするにあたって、最低1万通貨単位で取引できるくらいは資金がないとお話にならないのですが、学生・若者で投資をしてみたい人や初心者で相場に慣れたい人、少ない資金でもレバレッジを下げて取引したい人には1000通貨取引はあった方が良いシステムです。
そこで、1000通貨以下で取引をしたい人におすすめのFX会社を次の記事で徹底比較しました。口座選びの参考にしてみてください。
参考記事1通貨、100通貨、1000通貨単位比較!FX少額取引業者おすすめランキングその中でも特におすすめのFX会社は「SBI FXトレード」です。
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