スーパーボリンジャーの使い方と手法

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スーパーボリンジャーってどんなもの?

スーパーボリンジャーはボリンジャーバンドに遅行スパンを組み合わせたトレンド系テクニカル指標です。

ボリンジャーバンドの使い方はそのままに遅行スパンを組み合わせる事でエントリータイミングとその精度を上げる狙いがあります。

他のテクニカル指標と比較すると最近になって公開され広く知られ使用される様になったものの、いまだに使う事の出来るチャートが少なく感じますが、DMM FXGMOクリック証券のチャートでは利用する事が出来ます。

そしてこのスーパーボリンジャーを考案した方はマーフィーこと柾木利彦氏と言う方です。

この方の主な経歴としては大手の金融機関でディーラーとしてトップの経験と地位を確立され、現在もプロトレーダーとして有名でFXの世界でもとても影響力のある方なのです。

さらにこのマーフィー氏は他にスパンモデルと言うテクニカル指標を考案した方でもあります。この様にスーパーボリンジャーとは日本人によって考案された新しいテクニカル指標なのです。

参考記事スパンモデルの使い方と他のテクニカルとの組み合わせ

スーパーボリンジャーの一般的な使い方

スーパーボリンジャーの一般的な使い方としては遅行スパンがとても重要になってきます。

遅行スパンとはそのローソク足の終値をローソク足21本分遅らせて表示したものとなります。(標準設定)

そこで遅行スパンとローソク足との関係性から相場の状況を判断すると言う事になります。

遅行スパンの基本的な考え方
  1. 遅行スパンがローソク足よりも上にある場合は買いが優勢の上昇相場
  2. 遅行スパンがローソク足よりも下にある場合は売りが優勢の下降相場
  3. 遅行スパンがローソク足と絡んでいる時はレンジ相場

この事をふまえて実際のチャート図1を例として見てみましょう。

(図1・英ポンド/円5分足)

青色の部分は買い優勢、オレンジ色の部分はレンジと判断できます。

この様に判断する事ができ、オレンジ色の部分はレンジの動きなのでエントリーしないなどの判断や、遅行スパンがローソク足を抜けた後買いポイントを待ってエントリーすると言う使い方が出来ます。

それともう一つ、遅行スパンがボリンジャーバンドの3σを抜けた時も強い方向性を示している、またはトレンドが継続していると言え、この状況もエントリーポイントとして注目するべきポイントであると言えます。

緑丸の中は遅行スパンが+3σを抜けた時の主なポイントなのですがこの3か所の共通点として次の3点が挙げられます。

  1. +3σの水平ライン上にはボリンジャーバンドの中央線がありサポートしている事
  2. ボリンジャーバンドの中央線が上昇方向へ傾いていた事
  3. ローソク足の動きがそれまで小動きであった事

この様にトレンド中と言う結果あっての分析は誰にでも出来ると思いますが、リアルに動いているチャートであってもこのスーパーボリンジャーは力強い味方となるに違いありません。

メリットとデメリット

スーパーボリンジャーのメリット

メリットとしては現在の相場の状況を判断しやすいと言う点が一番に挙げられます。

例えば、前述の3つの基本的な考え方をルールとして買いが優勢である状況ならば買い場を待つだけ。

レンジ相場を示していたらエントリーはしない。

売りが優勢である状況ならば売り場を待つだけ。

と言ったルールを決めてエントリーすれば勝率も決して低いものになる事は無いでしょう。

ただ、使う時間足は有効なものを見つける必要があります。

(図2・英ポンド/円15分足)

図2は緑丸以降ローソク足をよける様に遅行スパンが形成されています。

強いトレンドが出ている事は一目瞭然です。

このチャートは綺麗なものですが、この様に相場の状況を判断する事がとてもシンプルに出来るテクニカル指標の一つであると言えます。

スーパーボリンジャーのデメリット

デメリットとして一番に挙げられるのはチャートが見づらい点。

(図3・英ポンド/円1時間足)

これだけのラインがジグザグを繰り返しているととても見やすいとは言えない状態です。(図3)

この図3では結果あっての判断ではありますが、緑丸の主なエントリーポイントをリアルタイムで判断出来ればいいなと思うばかりです。

このチャートはもみ合いの様な状態の部分が多いのでもしかすると今日はエントリーしないと言う判断にもなるかもしれませんが、時間足を変えわかりやすいチャートの形が見つかるかもしれないのでとにかく待ちましょう。

参考までにマーフィー氏は1分足こそ究極のチャートと言っています。

他のテクニカル指標と組み合わせて有効に使うには?

RSIとの組み合わせで逆張り狙い

(図4・英ポンド/円30分足)

スーパーボリンジャー単体でもエントリーポイントを見つけるには十分だとは思うもののRSIとの組み合わせを提案してみます。(図4)

この組み合わせには順張りをスーパーボリンジャーで確認し、逆張りをRSIでも確認すると言う狙いがあります。

赤矢印(↓)の部分はスーパーボリンジャーの+3σを割った事を確認する事で逆張りエントリーが有効と考える事ができますが、RSIの70をも割る事でさらにそのエントリーが有効であると考える事ができます。

この様に2つのテクニカル指標が同じ方向性を示す事でよりエントリーの強い理由とする事ができます。

青矢印(以下↑)についてはどちらの↑もスーパーボリンジャーの遅行スパンがローソク足と絡み、エントリーの理由としては弱くまた左側の↑については大きな利益となったかもしれませんが、スーパーボリンジャーを見ながらだと実際のエントリーポイントとしてはかなり後になり利益も限定的となりかねません。

以上がRSIとの組み合わせで逆張り狙いの解説でした。

マネフルFX編集部 斉藤
専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。
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