初心者にあるあるな失敗例とは?
なんとか失敗の数を減らして、安定した成功し続けるトレーディングのスキルを培いたい!
FXトレーダーなら誰しもが思うことでしょう。ましては初心者なら尚のこと失敗をせずに成長していきたいですよね。
しかし100%成功しているトレーダーがいないのも事実。ということは全員が何らかの失敗を乗り越えていることになりますが、実際にそうしたトレーダーたちが具体的にどういった失敗をしてきたかを知ることができれば、万が一失敗してしまっても負担を減らすことができますね。
そこで今回は、FXを通じて投資家の方がどのような失敗をしていて、またFX初心者の時に行いがちな失敗談等を参考事例として紹介していきます!
目次
そもそもFXにおける失敗とは?
まずFXにおける失敗とはなんであるのかということを考えて見ましょう。
もちろん最初に浮かぶのは「トレードによる損失」と思います。
投資である以上利益をあげないと失敗と言えるでしょう。
では実際に「失敗」をそれだけと認識していいのか?と言われると、そうではないという事は覚えて置いてください。
利益が上がったとしても「失敗」と呼べるケースもありますし、小さな失敗が積み重なった結果が損失や大損に繋がるため、小さな失敗を認識することも重要です。
それではどのような失敗談があるのか具体的な記事を書いていきます。何が重要なのか、またどのような失敗のパターンがあるのか認識することは重要なので是非参考にしてください。
失敗談①:もうすぐ戻ると期待し、損切りで大損
これはFX初心者では一番やりがちなこと。
よくFXを実際にトレードする前に、デモ口座を開設して取引し練習する方法がおすすめ!と色々なサイトに書かれていることから、デモ口座で利益が出ているため実際に口座に入金して取引をしてみたというFX初心者の方も多数存在します。
しかしデモでは損切りが出来ていたのに実際自分のお金を入れて売買を行うと損切りが出来ないという、FX初心者の方がやりがちなミスです。
これは初心者に限らず、ずっと取引を行っている人でもやってしまう失敗No.1でしょう。
逆指値で損切り
ほあああ
落ちすぎでしょw pic.twitter.com/3ESTvRjbiY— いよかん@FX初心者 (@FX_iyoiyo) 2019年3月15日
どうしても初心者の時は「損」というものに対して抵抗感がとても強く、損切りというものに対して心理的なハードルがあります。それは当然なのですが、常にトレードでおすすめすることは「トータルで利益が上がればいい」ということを頭に入れておくことです。
損切りできなくて
損が膨らんだ時は辛いですよね。
じゃあ
次からは損切りをする。
そういう1つ1つの失敗から
学んでいかないと
FXで勝てないよ。
— 🔥FUJITA/FXトレーダー🔥 (@xrVsnP3OvMoz09s) 2019年3月6日
損切りはトータルで利益を上げるためのトレードを行うためには必須なものであり、一番重要なものと考えてください。
まずは損切りに慣れるためにも、少額の資金を入金して取引をスタートする方法が一番おすすめです。
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特におすすめのやり方は、パーセンテージで常に損益を把握し実行することです。
この理由は金額という絶対値で見てしまうと金額を大きくした場合に、金額の大きさに驚いてしまい損切りが実行できなくなってしまうためです。
このようにFX初心者の方は、「いつか戻ってくる」という希望的観測を元にポジションを持ってしまう傾向が強いため、まずはこの難しさを実感し、それに対応した自分のやり方を考えてみましょう。
失敗談②:人の話を鵜呑みにした結果大損
これをしている限りもちろん負けてしまうのは明白ですね。
FX初心者ではありがちな行動であり、自己責任と言うものから逃げるためのやり方、考え方とも言えるかもしれません。
例えば有名なトレーダーやアナリストがレポートで「ドル円は上昇するでしょう。理由はチャートから見たテクニカル分析ではこう言う理由があるからです。」とよく説明していますが、
果たしてその理由が投資家のほとんどが知っている周知の事実だとすれば、その予想というのは一般的なものとも捉えることができますね。
もちろん相場を予想しておすすめしているのは自身のポジショントークかも知れませんし、実際に取引した後に少しでも儲けたいからという理由でおすすめしている有名ブロガー等もいますので、信じることはあまりしない方がいいでしょう。
こんな方もいたそうです。
FXの数あるネットスクールよりBank of Americaでの実積ということを鵜呑みにしてxxxビリオンFXというのを高い金を出して受けました。糞の役にもたちませんでした。今年一番痛恨の失敗です。
— einstein (@kitayafml8) 2016年11月23日
また人のトレード予想や、取引の方法を真似し続けた時に勝ち続けることは出来ないのは理解しやすいかと思います。
FXは100人やって100人うまくいくものではない。当たり前。でも、うまくいったことを宣伝され、それを鵜呑みにしている人は余計に失敗するよ。そりゃ、そうだ。その通りにやって儲かるほど甘いものではないのだから。投資で儲かるのは最初だけ。調子に乗ると全部持っていかれる。そういうもの。
— なとさん (@natosannn) 2014年12月28日
一般的な予想に耳を傾け、それだけで取引が上手くいき続けるほどFXは甘い世界ではないとい言われています。
人の予想に流されてトレードするということはやめることをおすすめします。
真似するのはおすすめしませんが、一つ重要なのは「なぜその人がそのように考えているのか?」という考え方を理解するのはとても重要です。
チャートから見たテクニカルも然り、ファンダメンタルズ分析から解説したマーケット予想も然りですが、ロジックを理解するというのは今後トレードを行なっていくための考え方としてとても重要なので、ここは割り切って考え、学ぶようにすることをおすすめします。
失敗談③ 経済指標の数字がいいのに大損
これもFX初心者では経験する可能性が高いので記載しておきます。
経済指標として一番有名なのは「米国雇用統計」。
この雇用統計でドルが一気に上下に大きく振れることが多く、これを狙ってトレードするスキャルピングのトレーダーがいます。
しかしFX初心者がやりがちな失敗として、「雇用統計の数字がいいからドルを買う」というポジションを取った時に一気に戻して大損をするケースがとても多いことを覚えておきましょう。
FXはまた、経済指標両建て失敗😰
そのあとの無理な売買して損切りと利確ミス。
バイナリーは、8戦初7連勝1敗
気持ちはFX で安定した収入を得てみたいです。本業でまた稼いで自分の技術向上のため自分に投資して行きます笑#FX #BO #経済指標 #BTC封印 pic.twitter.com/wpT5wOTy6c
— ゆうスケベ (@yuxxxx777) 2017年4月18日
数字がいいから買うことがなぜいけないのか?と言われるとこれが問題なのではありません。
表面上の数字だけ見てマーケットは動いておらず、単月の数字だけでトレンドが出るほどインパクトがない限りはノイズで終わるケースがほとんどです。
これはとても重要な考え方であり、取引していて逆方向にいく値動きに違和感を感じたりすることがあるかもしれませんが、そのような経験をしたら必ず何が問題だったのか振り返る癖をつけましょう。
表面上の経済指標の数字がポイントなのではなく、そもそも雇用統計の何の項目がポイントなのか、そしてその経済指標が注目されている国の景気のポイントを抑えておくことで、より経済指標を冷静に俯瞰しトレードを行うことが出来るでしょう。
FX初心者の方が最初に陥りやすい感情として、経済指標が発表され、為替がどんどん一方方向へ傾き始めると「自分もついていかないと」という焦り。
そして特に理由もなくそちらへ動いているからと感覚的なものでポジションを取ることが往往にしてあるため、このようなことがないよう意識して取引することが重要です。
こんな失敗談もある!有名サロンポジションで大損
さてここまで、FX初心者にありがちな3つの失敗例を見てきました。
どれも本当によくあることなので、気を付けてください。(笑)
ではここで番外編として、とある有名なサロンに入会したFX初心者の方が毎朝発行されるマーケットレポートを常に信じて大損した例も見ていきましょう。
サロンの評判も調査した結果おすすめというレビューが多かったため入会し、結局自身では勉強は何もせず、マーケットレポートのみ頼ってトレードしていたそうです。
FX初心者の方は家の購入代金として貯蓄していた3000万円を元手にスタートしました。
しかし1年後にはなんと430万まで減少し大損したそうです。
この原因はいくつかあるのですが、まず人を信じて行ってはいけないという典型的な例でしょう。
しかもサロンのおすすめしている取引を全て行わず、自分が気に入ったものだけを抽出して行っており、全てサロンが指示した取引方法で行なっていなかったとのことでした。
これでは負けてもしょうがないと思いますし、そもそもお金をちょっと払ってそれ以上のリターンが見込めるほど甘い世界ではないと理解することが重要ですね。
失敗というよりは投資に対しての自己管理の甘さがこのような大損に繋がったと言える例です。
気をつけたい注意点とまとめ
最後にこれまで失敗例を色々ご紹介しましたが、これらに共通することが一つあります。
それは「メンタルコントロールが出来ていない」ということです。
リスク管理や自己資金の管理というのはトレードで成功するためには一番重要なことであり、経済知識やチャート、テクニカル分析を覚える前にこのメンタルコントロールの重要性の認識して徹底的に叩き込むことが成功のための最優先事項と言えるでしょう。
メンタルコントロールとは資金管理の徹底を含めて、トレードに対してどれだけ自己の規律を守り遵守できるかという点が重要。
人間というものは弱い生き物であり、お金が減っていくということに対してもの凄く抵抗感が強いため、FX初心者の方は最初この葛藤に苦労することになると思いますが…。(笑)
後はどれだけ自分自身がどのような性格なのかを潜在的な面から理解し、それに対しての対応策を取引の方法・勉強の仕方等に活かしながら対応できるかが重要です。
逆にいうとメンタルコントロールがきちんと出来ていれば、後は成功するために必要なのは取引ルール等のためそこはデモ口座等でも利用しながら復習したり考えたりして継続して勉強すればいいですね。
それでもやはりメンタルコントロールが難しいのであれば、損失が少なく済むように少額で始められるFX業者で初めてみるのがベストかなと思います。
特にFX初心者に人気のあるSBIFXトレードは、なんと業界最小である4円から始められるので、様々な失敗をしてしまっても大きな損失にはつながりにくいという意味でおすすめでしょう。
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