FXって安全?始める前に知っておくべきリスクと回避策

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FXは、当然ノーリスクではありません。いくつかのリスク・危険性があります。

このページでは「FXにはどんなリスクがあるか」「失敗しないための対応策」の2つに焦点を当てて説明していきます。

前提知識:レバレッジ

まず、FXでは「レバレッジ」がかけられることをご存知ですよね?

レバレッジをかけることで、手持ちの資金の最大25倍までの金額を動かすことができます。

はじネコ
FXって買うか売るかの二択だし、損が出ても戻ってくるまで待てばいいのにどうして損するの?

と思う人は次の記事をご覧ください。

レバレッジ
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為替変動リスク

FXをする上で最も気をつけるべきリスクは、為替変動です。

為替変動によって、FXは利益が出ますし、損失も出ます。

「為替変動リスク」以外のリスクは滅多に遭遇しませんし、あっても大したことのないリスクがほとんどです。

要するに、これからFXを始める人は「いかに普段のトレードで損を出さないか」ということに注力すべきです。

為替変動リスクとは

為替変動リスクとは、円と外国の為替相場の変動により、外貨建て資産の価値が変動する可能性のことをいいます。

投資の世界において、リスクとは、値上がり・値下がりを含めてどうなるかわからない(不確実)ということを意味します。

FXでは現在、1ドル110円のものが1分後には1ドル111円になってしまう可能性もあります。

原因は短期的要因であれば、その国の金利変動・中央銀行の介入・政治的要因・経済指標の発表・テロや戦争などが挙げられます。

また、FXは24時間市場が動いているので、あなたが眠っている深夜に思わぬ方向に動いてしまっている可能性もあります。

為替変動リスクへの対応策

FXでは、利益を出すことは大事ですが、それよりもまず損失を限定することの方が重要です。

対応策として、ポジションを保有した後に「逆指値注文」を入れることで、あなたがチャート見ていられない間に相場が急変動していたとしても損失を限定させることができます。

また、FXは「上がるか下がるか二択」ですが、何の判断材料も無しに予測することはできません。

適当に売買していては資金を減らしてしまうだけなので、経験を積み、相場を分析をして精度を高めていく必要があります。

  • レバレッジを高くしすぎない
  • エントリーポイントを明確にする
  • 利益確定、損切りのポイントを明確にする
  • 取引ルールを徹底する

上記のことを一つずつクリアして、為替相場の不確実性に対応していかなくてはいけません。

これらの多くは実際に取引をしていく中で身についていくものなので、まずは少額資金からFXで取引をして相場に慣れていきましょう。

その他の取引に関するリスク

流動性リスク スプレッドが大きく広がる可能性
金利変動リスク スワップポイントが変動する可能性

流動性リスク

流動性リスクとは、希望するレートやタイミングで売買ができず、思わぬ損失を出してしまう可能性のことです。

株式投資のストップ高、ストップ安がこれに当たります。

通貨の売買が活発ではない早朝の時間帯や重要な経済指標の発表前は、買い手(または売り手)がつかず流動性が低下する場合があります。

FXの場合、流動性が低くて約定しないという事態はほぼありませんが、その代わりにスプレッドが平常時よりも広がってしまうことになります。

金利変動リスク

FXには為替差益のほかに、金利差の利益(スワップポイント)が発生します。

スワップポイントは二国間の金利差などから計算されるため、政策金利の引き上げ、引き下げなどが発生した場合には、大きく変動することがあります。

今までプラスのスワップポイントが貰えていたものが、金利差が逆転すると、今度は逆にスワップポイントを支払うことにもなります。

そのため、スワップポイント狙いでポジションを持つ場合は、各国の政策金利動向に注意しておく必要があります。

FX業者に関するリスク

FXをする上で気をつけるべき業者リスクには以下の3つがあります。

システムリスク システム障害などで取引不能になる可能性
信用・倒産リスク FX会社が倒産してしまう可能性
海外FX業者リスク 出金できない、夜逃げされる可能性

システムリスク

FXはインターネットを介して、FX業者が用意したシステムを使って取引をします。そのためパソコンやスマートフォンで簡単に取引ができます。

しかし、もしそのシステムが障害を起こし、回復を待たないといけなくなったときは、システムに空白期間が発生します。(ギャップ、または窓)

その空白期間中に大きなニュースがありシステム停止時のレートとシステム再開時のレートに大きな差ができてしまった場合、思わぬ損害を受けてしまう可能性があります。

「自動ロスカット」も、当然システムが止まっている間は実行されません。

ただ、明らかにFX会社の過失の場合は、損失が補填されることもあるかもしれません。

信用リスク・倒産リスク

信用リスクとは、悪徳FX業者が強引な勧誘をしたり、顧客に不利益になるような取引をする場合のリスクです。

またFX破綻した場合も証拠金が戻ってこなかったり、取引中止により利益が支払われなくなる場合があります。(倒産リスク)

しかし現在、証拠金に関しては国内のFX業者は必ず信託先に預けるよう定められているので、もし破綻した場合であっても投資家に返還できるようになっています。(信託保全)

過去にFX業者が破産したケース

海外FX業者のリスク

海外FX業者は、レバレッジ規制がないため魅力に感じる人もいるかもしれませんが、多くの面でリスクが高いためオススメしません。

生活センターに送られるFXの相談は、多くが海外業者に関するトラブルなのです。

「出金ができない」「日本語が通じず取り合ってもらえない」「倒産しても返金されない」など多数の苦情が見られます。

金融庁の許可を受けた国内FX業者を使うことこそが、このリスクを無くす方法です。

FX業者に関するリスクを避けるには

これらのFX会社に関するリスクを避けるためには、「システムの安定した国内FX会社を選ぶ」「自己資本規制比率(資本の安全性)の高いFX会社を選ぶ」の2点が重要です。

次の記事では、それらを満たしたおすすめの口座を紹介しているので参考にしてみてください。

FX口座おすすめランキング【2017年版プロトレーダー監修】

この記事では「FX初心者がデイトレードで利益を上げるために最もおすすめの口座」を教えます。 スワップ派や自動売買派の人は参考程度に見ていってください。 まずは、実際に月2,…

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破産・借金を抱えるリスク

FXは、資産が一定以下になると強制的にポジションを決済するロスカットがあるため、基本的には借金にはなりません。

しかし、「クレジットカードで口座に入金して支払えなくなった」「急激な変動でロスカットが間に合わなかった」など、やり方次第では、FXで借金を抱えてしまう可能性もゼロではありません。

詳しくは次の記事で解説しています。

なぜFXの損で借金やマイナスになる?仕組みと理由をプロが解説!

FX(外国為替証拠金取引)は、外国の通貨を売買することにより、為替差益を利益にすることです。簡単に言うと、日本のお金を外国のお金へ両替するということです。 「なんで通貨…

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まとめ

さて、ここまでFXのリスクについて説明をしてきました。

もちろんリスクがあればそれだけのリターンもあります。投資においてリスクとリターンは常に背中合せです。

「FX」でも「株式投資」でも「不動産投資」でも全ての投資にはリスクがあります。

重要なのは、どれだけリスクを抑えてリターンを得ることができるかです。

最後にFXで利益を上げて専業トレーダーとして生活している私の記事をご紹介して終わりにさせていただきます。

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マネフルFX編集部 斉藤
専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。
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