ポンド円の特徴と過去10年間の為替レート推移(最高値・最安値)を解説

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ポンド円

この記事では、FXのポンド円(GBP/JPY)について、値動きの特徴や今後の長期見通し予想、過去最安値・最高値、直近10年の出来事など徹底解説します。

リアルタイムチャート&レート

ポンド円(GBP/JPY)のチャート&レート

ポンド円の最高値と最安値

最高値(2000年以降) 最安値(2000年以降)
251.07円
(2007年7月)
116.81円
(2011年9月)

ポンドドル(GBP/USD)のチャート&レート

ポンドドルの最高値と最安値

最高値(2000年以降) 最安値(2000年以降)
2.1162ドル
(2007年11月)
1.1452ドル
(2016年10月)
最高値  最安値
 2.6163ドル
(1972年3月)
1.0790ドル
(1985年2月)

 

ポンド円10年間の為替レート推移

ポンド円チャート

ポンドは非常にボラティリティの高い通貨で有名です。ポンド円は1日に2円以上動くことがあるくらいです。

この非常に激しい値動きでは大きなリターンを得られるか、大損するかになることもよくあります。つまりハイリスク・ハイリターンの通貨ペアです。

ポンド円を動かす要因はいろいろありますが、ポンドドルとドル円を合わせた合成通貨ということもあるため、短期的だと相場が読みにくいということがあります。そこで、予想が外れて大きく負けるため、「殺人通貨」とも呼ばれています。

それでもポンド円のトレードをする人は多く、日本ではとても人気の通貨ペアの一つです。

2008年9月リーマンショック

アメリカのサブプライムローン問題を引き金に発生した2008年9月アメリカの投資銀行リーマンブラザーズの破綻。この破綻により、世界の株価と為替が大暴落したので、ポンド円も円高ポンド安となりました。

2009年10月ギリシャ債務問題

ギリシャの財政赤字が表面化したことによって、ユーロ下落と株価暴落を招きました。ポンドは、ユーロほどではありませんが下落しました。

2013年アベノミクス始動

日本の経済政策アベノミクスは、ドル円をはじめ、全てのクロス円で円安が進行したため、ポンド円も上昇トレンドへ転換する契機となりました。

2016年6月EU離脱のイギリス国民投票

イギリス国民投票でEU離脱派が優勢との報道で、その日のポンドは大荒れ。ポンド円は27円も急落。ほんの一瞬のうちに、円高ポンド安が進行しました。

投票前は、EU残留派が優勢という予測がありました。しかし国民投票を行うと、EU離脱派の優勢との報道に、一斉にポンド売りとなったのです。

市場には、イギリスがEUを離脱するとイギリス経済の先行きに暗雲がたちこめるという見方がありました。それから景気が悪化することが懸念され、投資家たちがこぞってポンドを売っていったというわけです。

 

ポンド円の特徴

平均変動値幅と時間帯の特徴

2017年ポンド円年間値幅

2017円のポンド円の変動幅は、高値153.41円(12月8日)、安値135.54円(4月17日)なので、年間変動値幅は17.8円です。

1ヵ月の変動幅は平均3.6円、1日の変動幅は平均2.2円です。

ポンド円はとても値動きが激しい通貨ペアです。1日2円程度動くこともありますし、大きいときには3円動くこともあります。

時間帯別にみると、ポンド円は東京市場の時間帯は値動きが小さいです。ただし、日本時間9時以降、値動きが大きくなることもあります。

ロンドン市場からニューヨーク市場にかけての変動率が大きいという特徴があります。

特にロンドン市場がオープンした日本時間午後4時から5時位はとても値動きが活発です。その後、日本時間午前0時以降から、変動率が小さくなります。

 

イギリス政策金利の推移

イギリスの政策金利を決めているのはイギリスの中央銀行であるBOE(イングランド銀行)です。毎月上旬発表。

イギリス政策金利(単位:%)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
2013年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
2014年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
2015年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
2016年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2017年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.5 0.5
2018年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5

2017年11月2日、BOEは政策金利を0.25から0.5へ引き上げました。これは10年ぶりの利上げとなります。利上げした背景には、世界各国の金利引き上げに足並みそろえる形で、金融政策の緩和から引き締めへと方向転換させたい狙いがあります。

 

トレードする上で要注目の経済指標

ポンド円取引に関して注意すべきイギリスの経済指標は、次のようなものが挙げられます。

  • 政策金利発表
  • インフレレポート公表
  • 失業率・失業保険申請件数
  • 小売売上高
  • GDP・国内総生産

この中で最も重要な経済指標は政策金利です。これはどこの国においても、とても注目度が高い指標です。これまでイギリスの政策金利は世界的な金融緩和の流れに乗って0.25という低い水準で推移してきました。

BOEは利上げに関して、インフレ率を基準に決定するとしています。インフレ率が高ければ利上げし、インフレ率が低い場合には利下げするということです。よって、2月、5月、8月、11月に公表されるインフレレポートも要チェックです。

また、他の国と同様にGDPはとても重要な経済指標です。GDPが悪ければポンド売り、良ければポンド買いがといったシンプルな動きになります。

ポンド円は日ごろからボラティリティがとても大きいですが、重要経済指標でさらに大きく動く可能性があります。

資金を失わないためにも、ポンド円取引の際には、しっかりと経済指標をチェックして、大きな動きに持ちこたえられるくらいの余裕をもった資金管理が必要となってくるでしょう。

 

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マネフルFX編集部 斉藤

専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。

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